習志野市大久保にお住まいのA様邸にて行った
外壁塗装工事の様子をご紹介致します。「お隣からの火災による貰い火で外壁が炙られてしまった。塗装が剥がれている状態なのでメンテナンスの相談をしたい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
A様邸の外壁は
モルタル外壁になります。調査にお伺いさせていただき、被害を受けた箇所をご案内していただくと火災により炙られた外壁面が焦げてしまっており、塗膜が剥がれている状態でした。また、雨樋も被害を受けておりました。被害を受けた外壁面は火災により炙られて焦げてしまいましたが、下地に影響はありませんでしたので炙られて塗膜が剥がれてしまっている部分を削って剥がし、既存と同様の模様に仕上げる外壁塗装工事と被害を受けた雨樋の交換工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
外壁塗装工事にて使用する塗料は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップになります。パーフェクトトップはコストパフォーマンスに優れており、シリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われております。お手ごろな価格で長めの耐用年数をお考えの方にお薦めの塗料になります。色はA様のご希望によりND-218をお選びいただきました。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ ND-218
調査の様子です。被害を受けた部分をご案内していただくと外壁が焦げている状態でした。焦げてしまっている部分は、そのまま塗料を塗る事はできませんので被害を受けた部分を少しずつ剥がし、モルタルの状態を確認しながら復旧する必要があります。
貰い火による被害を受けた軒天や雨樋の様子です。火災の熱により軒天が炙られてしまいましたが、軒天は不燃材系のケイカル板ですので耐久性の問題はなく煤が付着しているのみの状態でした。また、軒樋や竪樋も火災の熱により溶けてしまいました。
軒樋や竪樋などの雨樋は屋根からの雨水を集水し、適切に建物外に排水するという重要な役割を果たしています。適切な排水が出来なくなってしまうと外壁の劣化を早めてしまったり、建物の基礎にもダメージを受けてしまいますので被害を受けた箇所は雨樋補修工事が必要になります。
今回、被害を受けた建物の西面と北面は塗膜の剥がれがあり放置してしまうと建物自体が傷んでしまいますので早めの対応が必要になります。A様のご希望により、被害を受けていない部分もメンテナンスを行いたいとの事でしたので建物全体の
外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。被害を受けた軒天や雨樋の補修工事も併せて工事のご依頼をいただきました。
外壁塗装工事の様子です。外壁塗装工事は先ず、旧塗膜や汚れを除去するため高圧洗浄にて洗浄作業を行い、丁寧且つ確実に洗い流していきます。塗装工事では高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してきます。旧塗膜や汚れが付着したままですと耐用年数が短くなってしまう事が懸念されますので高圧洗浄作業は必ず行います。
付帯部を洗浄する様子です。洗浄作業をする際の順番としては、高所から行い、外壁面を洗浄しながら破風板や軒天、雨樋等の付帯部の汚れも必ず除去します。戸袋なども洗浄しましたら高圧洗浄の作業は完了になります。
雨樋交換工事の様子です。貰い火により被害を受けた箇所の雨樋交換工事を実施致しました。火災の熱により溶けた部分をし、新しい雨樋に交換していきます。交換する部分の雨樋を撤去致しましたら、竪樋を固定する為の竪樋金具(でんでん)を外壁に設置し、新しい竪樋を取付けていきます。
軒樋には軒樋を支える軒樋金具(受け金具)を設置し、新しい軒樋を取付けていきます。集水器のある位置を水下にし、勾配を水糸を張って確認しながら取付けていきます。軒樋や集水器を新しいものに交換しましたら、新しい竪樋と接続し雨樋交換工事は完了となります。
養生作業の様子です。塗料が飛散したり、跳ねたりして汚れてしまわないようにする為、マスカー(ビニールシート)等で塗料が付着してはいけない箇所に養生をしていきます。
細かい隙間や境目もマスキングテープ等で塞ぎ塗料が入らないようにしていきます。養生の工程は、塗料による汚れ防止の他、仕上がりを左右する重要な工程でもあります。塗る部分と塗らない部分を明確に分ける事で作業効率も上がります。
ケレンにて下地処理の様子です。火災の熱により剥がれてしまった塗膜を削って撤去していきます。剥がれている塗装の上から新しい塗装をしても、元々剥がれている塗装から剥がれてしまいます。下地処理や下地調整を行うケレン作業は重要な工程になります。
玉吹きにて模様を付けていく様子です。下地の処理が終わりましたら、既存の外壁と同じように模様を付けていきます。玉吹きにて模様を付けていきますので玉吹き塗料の密着を高めるために下塗り塗料の水性カチオンシーラーを塗っていきます。下塗り塗料が乾燥しましたら玉吹き塗料を吹き付けていきます。
玉吹きにて吹き付けが終わりましたら、既存の外壁と比較しながらローラーやコテなどで凹凸を抑えて仕上げていきます。
下塗りの工程の様子です。被害を受けた箇所の吹付が終わりましたら外壁全体の下塗りを行っていきます。外壁塗装工事は主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たします。中塗り、上塗りに日本ペイントのパーフェクトトップを使用致しますので下塗り塗料には日本ペイントのパーフェクトフィラーを使用致します。
パーフェクトフィラーは水性系なので環境に優しく、ひび割れ追従性に優れています。きめが細かく上塗りの吸い込みが少ないのも特長です。下塗りの工程も外壁塗装工事の仕上がりを左右すると言っても過言ではありませんのでムラなく丁寧に塗っていきます。
中塗りの様子です。下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させ中塗りの工程を行います。使用する塗料は日本ペイントのパーフェクトトップになります。色はA様ご希望のND-218になります。専用のローラーで塗布していき、細かい部分は刷毛を使用して丁寧に塗っていきます。コストパーフォーマンスに優れシリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われています。お手ごろな価格で長めの耐用年数をご希望の方にはお薦めの塗料になります。
既存の外壁面や火災にて被害を受けた外壁面は、表面に細かい凹凸がありますので入れ込むように丁寧に塗っていきます。
上塗りの様子です。中塗りの工程後、仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。中塗りと同じ塗料を塗っていきますので塗りムラが無いように丁寧に仕上げていきます。
被害を受けた外壁面も上塗りの工程にて仕上げていきます。塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されています。メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、耐用年数も短くなります。
付帯部の塗装の様子です。外壁塗装工事を行なう際には外壁以外の付帯部と呼ばれる雨樋や破風板、軒天や水切り等の塗装も行います。建築資材の殆どは塗膜で保護されておりますので付帯部も塗装する事により耐久性の保持に繋がり、美観の維持にも繋がります。
付帯部の塗装は2回塗りになります。下塗りの上に仕上げの塗装を塗りムラの無いように行い綺麗に仕上がりました。付帯部の塗装は外壁塗装工事と併せて行う事で防水性や耐久性の保持、美観の維持にも繋がります。
雨戸や霧除けも付帯部になりますので雨樋や破風板などと同様に2回塗りを行い丁寧に仕上げていきます。外壁以外の付帯部も塗装する事で外壁同様に長持ちさせる事に繋がります。
全ての塗装が終わりましたら、塗り残しが無いか確認しながらタッチアップを行い、お客様お立会いの元、確認をいただきましたら外壁塗装工事が完了となります。火災による貰い火で外壁や雨樋が被害を受けてしまいましたが綺麗に仕上がりA様に大変満足していただきました。
私たち街の屋根やさんでは引き続き
新型コロナウィルス対策を行っており、飛沫感染のリスクを防ぐためマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
外壁塗装工事を施工させていただいてから1年が経過致しましたので定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。塗装工事では剥がれや膨れ等の不具合が発生してしまう恐れがありますが、定期的に確認する事が重要になります。外壁には汚れの付着も無く良好な状態でした。
外壁の塗装は勿論の事、付帯部も含めて色褪せも無く艶を維持しており問題はありませんでした。また、火災の貰い火により炙られて被害を受けた外壁面も塗膜の剥がれ等の不具合は無く良好な状態でした。交換した雨樋もしっかりと機能しています。
A様に点検のご報告をし、特に問題は無かったことをお伝えし定期点検は終了となります。次回の点検は、隔年点検の3年点検になり2年後の点検になります。安心のアフターメンテナンス体制で今後も責任を持ってしっかりとサポート致しますにので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
外壁塗装工事の費用につきましては税込657,800円から承っております。使用する材料により金額が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年07月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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