
お客様から「屋根の色あせやコケが目立ってきて、そろそろ塗装の時期でしょうか?」とのご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、コロニアル屋根の表面は紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、防水性が低下している状態でした。
塗装によるメンテナンスも検討されていましたが、今後の耐久性やメンテナンスコストを考慮し、
既存の屋根を撤去せずに施工できる「スーパーガルテクト」でのカバー工法をご提案しました。
この方法なら、屋根を軽く強くできるうえ、断熱性も高まるため、夏の暑さ対策にも効果的です。
お客様にも「どうせ直すなら、長持ちするほうがいいね」とご納得いただき、今回の工事を行うことになりました。
こんにちは!街の外壁塗装やさん取手店です。ブログをご覧いただきありがとうございます ^^)
今回は、長年の使用で少しずつ劣化してきたコロニアル屋根を、「スーパーガルテクト」に重ね葺きことになりました。
屋根の工事は普段あまり目にすることがない部分ですが、安心して暮らせるお住まいのために、ひとつひとつ丁寧に進めていきます。
ここからは、実際の施工の流れをわかりやすくご紹介していきます!

まずは屋根の頂上部分にある既存の棟板金を撤去します。
棟板金は風の影響を受けやすく、釘浮きやサビが発生していることが多いため、再施工のために一度取り外します。
続いて、既存のコロニアル屋根を高圧洗浄で丁寧に清掃。
長年の汚れやコケを落とすことで、防水シートや金属屋根材の密着性が向上します。
カバー工法では、この下地処理が非常に重要な工程です。

洗浄後、屋根全体に新しい防水シートを敷き込みます。
これが屋根の“二重防水層”となり、雨水の侵入を防ぎます。
重ね幅を正確に取り、釘やタッカーの位置にも注意を払いながら施工しました。
断熱材一体型の軽量金属屋根「スーパーガルテクト」を施工します。
既存屋根の上から施工できるため、建物への負担も最小限です。
施工の際には、屋根の雪や雨水の流れを安全にコントロールするため、雪止めも同時に取り付け。
これにより、降雪時や大雨時でも屋根の安全性を確保できます。
1枚ずつ噛み合わせを確認しながら、ズレや浮きがないよう慎重に葺き上げ、雪止めの位置も丁寧に調整しました。
遮熱性も高く、夏の室内温度の上昇を抑える効果があります。
新
しい棟板金を設置し、下地材やシーリング処理で雨水の侵入を防ぎます。棟部分は風の影響を受けやすく、雨水が集まりやすい箇所です。職人が細部まで確認し、確実に仕上げました。
棟板金(むねばんきん)とは、屋根の頂上の (棟)部分に取り付ける金属製の部材のことです。
見た目では屋根の端にある金属板ですが、屋根の耐久性や防水性能にとって非常に重要な役割を持っています。
棟板金は屋根の頂点を覆い、屋根材のつなぎ目に入る雨水を外に流す役割のほかにも、屋根裏の湿気や熱気を逃す換気口(棟換気)が組み込まれており、屋根裏の結露防止や室内温度を安定させることができます。
屋根全体の仕上がりと雨仕舞いを最終確認。
施工後は見た目にも美しく、金属特有のスタイリッシュな印象に。
軽量で強く、長期的に安心してお住まいいただける屋根に生まれ変わりました。
既存棟板金の撤去・下地洗浄・防水シート施工など、見えない部分も丁寧に施工。軽量で高耐久な金属屋根に刷新し、耐久性と断熱性も向上。長期的に安心して暮らせるお住まいになりました。
お客様からは「屋根の色あせが気になっていたのですが、思い切ってガルテクトにして正解でした。
工事中も丁寧に説明していただき、安心してお任せできました。仕上がりもきれいで、家全体が新しくなったようです!」
とお喜びの声を頂きました。
〖 街の外壁塗装やさん 取手店 〗
302-0005 茨城県取手市東6丁目72−20
TEL:0120-862-879
当社では、外壁の塗装、屋根の塗装、水まわり(トイレ・キッチン・お風呂)や、内装、マンションやアパートなど幅広く承っております。
お客様の大切なお住まいをお守りする事を第一に、どんなご相談にも対応致しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ!
記事内に記載されている金額は2025年10月30日時点での費用となります。
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