屋根と外壁が金属でしたから、各所に錆が湧いてきていました。また金属は熱吸収するので夏場が熱く、特に2階の部屋は暑くて生活できる環境ではありませんでした。外壁塗装で温度抑制が出来るのであれば検討したいと思ってました。
使用材料
外壁クリンマイルドシリコン 屋根ミラクール
既存の屋根は折半のカラー鋼板屋根で、経年劣化と共に浮き錆びが各所に点在していました。また金属屋根熱吸収しやすく、夏場屋根の表面温度は85度程度上昇致します。これくらい温度が上昇すると、夏場は2階での生活が苦になります。
家全体が金属のカラー鋼板で覆われており、出窓の上部、バルコニー手摺の足元付近も錆が湧いていました。ここまで放置しておくと錆がどんどん進行していきますので、早期メンテナンンスが必要となります。
バルコニー手摺の付け根部分は最も劣化が著しく進行していました。このまま放置状態だと、鉄板をあてて溶接しないといけないのでこれ以上放置は問題があります。何とか補強せずして収まればと思います。
バルコニーの床はタキロン製の塩ビ樹脂で出来たスノコが敷いてありました。このままの状態ではスノコの下が塗装出来ません。塩ビ製の樹脂は経年脆弱になり、取り外しする際には割れやすいので、最新の注意を払いながら取り外し致します。
何とか無事に取り外しする事が出来ました。30年以上もの間、捲る事が無かったためチリ、ホコリが堆積していました。清掃道具で清掃し、その後ケレン作業。小さなホコリは取りきれないので、エアブローで吹き飛ばしていきます。
エポキシ系の錆止めを入れています。この錆止めは防錆効果が高く錆が出にくい設計となっています。同時にすのこが取り付けってあった木製の垂木にも、下塗り代わりに塗布しておきました。木部は風雨にさらされると弱いので、これで多少もちも変わると思います。
錆止めも完了し、最終工程は屋根部分にはミラクールという遮熱効果の高い塗料を2回塗布しました。
倉敷市の庄新町T様邸の塗り替えは、屋根も外壁も鉄板仕様でした。屋根には遮熱塗装を施し、外壁の傷みが激しい部分には水切りを付け、水の流れを変える事で、少しでも建物に水がかからないよう設計しました。鉄板の外壁材は高級な錆止めを塗布しても、いつも水がかかる部位は弱く錆が湧いてくる場合もあります。水は雨だけではありません、結露水もあります。出来る限り水分抑制し外壁塗装する事で、建物の寿命を延ばせると思います。また夏日は2階での生活は苦だと、おっしゃられてれてましたから、屋根部分には遮熱塗装をさせて頂きました。
お引渡し後に、2階での生活も苦にならなくなったと言って頂き、嬉しく思います。今後もお客様目線に立ち、安価で高品質な外壁塗装を目指していきたいと思います。T様どうもありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
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