弊社のホームページよりお問い合わせ頂きました。お問い合わせ内容は、建築してもらったハウスメーカーで見積もりしてもらったが、お客様の予算とかけ離れていたので数社相見積もりを取られたようです。弊社が一番安かったわけではなく、工事内容に関する説明を理解して頂いた事が、弊社にご縁を頂けれる理由だったようです。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 防水工事 シーリング打ち替え 胴差しカバー工法
外壁サイディングの目地部分が割れている場合はコーキングの撤去打ち替えをすれば、ほぼ問題は解決すると思います。今回のようなケースは補修もかなり難易度が高くなります。通常外壁にサイディングが貼られており、クラック(ひび割れ)が入っているとパテやコーキングで補修します。今回の場合はサイディングを貼り、弾性スタッコを吹き付けしているので、補修方法も異なります。この補修方法にお客様が興味をもたれ弊社にご縁を頂きました。
クラック(ひび割れ)があった部分に寒冷紗というガラス繊維の入ったテープ(メッシュ状)を貼ります。その後に弾性目地処理材を数回パテヘラで塗りつけ、肌を平滑にしていきます。従来通りのコーキング処理だと、クラック(ひび割れ)部分がすぐに破断し、雨漏れを引き起こす可能性があります。そうなると、軽量鉄骨に電着塗装していても、フレームを錆させてしまう可能性もあります。
肌が平滑になったら、次の工程は弾性スタッコのヘッドカット仕上げ。ここまでやる事で、どこが割れていたのか気付かないくらい自然な風合いになります。この手順を踏まない限り、外壁のここの部分を補修しましたって感じにしかならなく、見た目残念な仕上りにしかなりません。
外壁クラック(ひび割れ)が開かない状態にしておいて、次の作業はソフトサーフSGという塗料を塗布していきます。この塗料を塗る事で微細な弾性効果を有しているので、外壁全体にクラック(ひび割れ)も入り難くなります。
サーフSGを全体に塗った後は、弾性クリンマイルドシリコンを2回塗布していきます。弾性塗料に拘る理由は、今後外壁クラック(ひび割れ)が入り難くするための措置です。※今回の仕様はコストが高くつきますので、外壁はアウトレットの弾性クリンマイルドシリコンを推奨しました。
外壁を完璧に修復できたので、次の作業は屋根。屋根に推奨させて頂いた塗料はKFケミカル・セミフロンスーパールーフⅡ.
無機とフッ素のハイブリッド塗料となります。僕はこの塗料が一押しで、他の塗料の追従を許しません。現在市販されている塗料では他の塗料の追従を許しません。今後15年態度は塗膜がしっかりしていると思います。
胴差しは調査段階でかなり捲れているので、サンダーケレンしようかどうしようか迷いました。しかし表面に貼れていたのが塩ビ鋼板でしたから、ケレンは諦めカラー鋼板(ガルバリュウム鋼板)を加工して取り付ける事としました。このやり方のほうが、長期的に持ちますし安定していると思います。
今回のK様邸は、ハウスメーカーの塗り替え施工仕様をはるかに上回る仕様で塗り替えさせて頂きました。見積もり価格は安価に抑えるため、外壁はアウトレット塗料を推奨させて頂きました。理由としては、屋根に無機を使用したかった事と、外壁のクラック(ひび割れ)補修にコストがかかるためです。ハウスメーカーさんの価格より安価で、さらに外壁は高度な補修をさせて頂きました。細かい部分まではお客様は理解出来ていないと思いますが、塗装のプロとして恥かしくない塗り替えが出来たと思います。
今後も長期的に長持ちしてくれると確信しています。
記事内に記載されている金額は2019年06月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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