お客様の紹介で、物置の屋根が白っぽく見えるところがありから見てほしいということで、現調に伺いました。下から見てもわかるように、茶色のトタン屋根に白くまだらに見える箇所が何か所かありました。梯子で屋根に上がってみると、塗膜が薄くなって下地のトタンが出ているところがありました。このまま放置していると錆が出てきてトタン自体を腐食させるので、その前に塗装しようということになりました。物置の屋根は、常に自分たちが住んでいる場所とは違うので、どうしても見落としてしまいますが、トタンは錆びます。必ず塗り替えが必要なのです。
物置トタン屋根の施工前です。
下から見ても白くなったところがわかりますね。この部分は、下地のトタンが出てしまっているところです。塗膜が無くなってしまっています。塗膜が無くなればすぐにトタンは錆びてしまいます。塗料で幕を作ってトタンを保護しないといけません。
まずは、ケレンでこすって錆や汚れを落とし、その後高圧洗浄で落として汚れを吹き飛ばします。その後下地の出たトタン部分に錆止めを塗布して、その後ウレタン塗装を2回塗布します。
スクレッパーやペーパーなどと使い、ケレン作業中です。
ケレンは塗装工程でも非常に大事な工程になります。どれだけきちっと錆や汚れを落としたかによって、塗料の持ちも変わってきます。
汚れたまんまどんなに素晴らしい塗料を塗っても、砂の上に塗装をするようなものなので、剥がれの原因になってしまいます。
大事なケレンです。
高圧洗浄施工中です。
ケレンで落とした汚れや錆を吹き飛ばす作業です。吹き飛ばすだけではなく、ケレンで落ち切れなかった汚れも高圧洗浄で落とすことができます。
これで屋根が綺麗になって、初めて塗装ができる環境になりました。
赤くなった部分が、錆止めを部分塗装したところです。
ケレンで下地のトタンが出てしまったところや、部分的に錆が出ていたところには錆止めを塗布します。
この後錆止めが乾いたら、ウレタン塗装を2回塗りします。
物置トタン屋根のウレタン塗装が完成です。
艶が出て素晴らしい仕上がりになりました。これであと十年は大丈夫ですね。
大事な建物を守る屋根です。過酷な条件でも耐える塗料を選びましょう。
記事内に記載されている金額は2019年04月27日時点での費用となります。
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