昨年の12月ごろ、長年の付き合いのある方からご依頼を受けました。
川口市安行出羽の外壁塗り替え工事
昨年の12月ごろ、長年の付き合いのある方から外壁塗り替え工事のご依頼を受けました。
10年前に築20年の中古物件を購入、高級分譲住宅仕様です。
お施主様が大工さんでご自身で色々手入れをしていたので建物の状態は綺麗でした。
ただ足場をかけての本格的なリフォームをしたいということでした。
現場調査にお伺いした時の診断は
「モルタル外壁のクラック」が目立ちました。
状態としては浅いクラックが多数見つかりました。
雨漏りするようなことはありませんが、いずれクラックは酷くなる一方と考えられます。
このクラックを処理するのに
1コーキングで修繕するか
2骨材系の塗料で収めるか
お客様がこだわりのある方だったので2の工法でクラックの目立たない仕上げにすることにしました。
切妻屋根のマスキング養生をしました。
今回は大屋根の塗り替えを後回しにして壁を先に仕上げることにしました。
先にコロニアル屋根仕上げてしまうと滑りやすくて危険だからです。
あくまで安全第一で作業します。
土台水切りにもマスキング養生しました。
窓周り、シャッターボックスなども養生していきます。
この作業を終えて、次はシーラー処理の施工となります。
クラック処理をどうするか?悩みました。
スタッコ仕上げのガチャガチャしたような模様にコーキングで修繕すると上塗りした時に目立つ可能性あります。
クラック修繕せずにシーラーやフィーラーを何回も塗ることも考えましたが
上塗り材でクラックを止められるの材料を見つけました。
シーラーは「カチオンシーラーEPO」上塗り材料の適したメーカー指定の下塗り材です。
上塗り材は「ビーズコートフレッシュ」を仕様します。
骨材入りの塗料で言葉で説明するとドロドロした感じで
スタッコ仕上げの多孔質の壁面に確実に幕を貼ることができます。
なので浅いクラック程度なら修繕することなく綺麗に仕上げられます。
モルタル外壁スタッコ仕上げの塗り替え工事の説明。
ベース面の外壁の色はN35(濃いグレー)を塗ります。
まず「ダメ込み」という刷毛や小さいローラーで狭いところ、壁際、サッシ際を塗ってきます。
一人はダメ込み、もう一人は大きいローラーで塗装していく工法です。
それぞれが集中して手早く作業ができるます。
2回目の上塗り作業も同じ要領で塗装していきます。
切妻屋根の危険な箇所でも二人の分担作業すれば安全で効率のいい作業になります。
ビーズコートフレッシュの上塗り作業1回目の段階でまだクラックが治らないところもありました。
1回目の塗装でクラックが消えてる箇所もあります。
1回目のクラックが収まらなかった箇所も2回目の塗装で綺麗に消えて無くなりました。
スタッコ仕上げの模様をそのまま生かした仕上げにお客様も大変喜んでくださいました。
この材料の選択は良かったので当社としても安心しました。
建物の正面に3本の柱があります。
そのアクセン部分はビーズコートフレッシュN55(薄いグレー)を塗ります。
こういう部分的に色分けにすると、また雰囲気も変わってきます。
濃いグレーのベース面にマスキング養生します。
スタッコ仕上げのガチャガチャした面なので多少は滲み出てしまいますが
それは、「タッチアップ」で補修します。
色分けはこういった部分を綺麗にしなければ意味がありません。
川口市安行出羽の外壁塗り替え工事完了!
黒をメインとした落ち着きのある仕上がりになりました。
塗装前に見られたクラックも消え、新築のような仕上がりにお客様も喜ばれてました。
お客様のこだわりのある要望に応えられて良かったと思います。
記事内に記載されている金額は2020年05月04日時点での費用となります。
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