長い付き合いのあるご近所の方からそろそろ塗り替えしたいとお問い合わせがあり工事に至りました
草加市一軒家の外壁塗装工事
切妻屋根の破風
、
軒裏工事を始める前
に現状確認。
軒裏はベニヤが使用されており、ふやけて一部穴が空いている
状態
です。
近所で破損した軒裏からハクビシンが屋根裏に住み着き市役所が捕獲に乗り出す
そんな騒ぎがあってかお客様も大変気になされていました。
今回、お客様の要望であまり予算をかけたくないという要望で
大工工事による大げさな軒裏張り替え工事などせず、私が修繕することになりました。
大工さんのように上手とはいきませんが、それなり道具も揃えているので対応は可能です。
釘を留める下地の位置はわかるので、新しいベニヤの裏にボンドを塗りビスで仮止め
最後に釘で打っていきます。
ボンドが硬化したら、仮止めのビスを外しパテ処理します。
これで軒裏の修繕は完璧です。
軒裏を新しく張り替えましたが、壁際が少し隙間を作ってしまったのでシーリングをします。
クラックの修繕に使うウレタンのシールなので、あらゆる隙間、クラックに充填していきます。
木工用ボンドの添付
釘で打ち付け
周りをシーリング
この三段構えで、軒裏は頑丈に貼り付けられました。
破風の塗り替え 傷んだ破風を綺麗に仕上げるための手順
切妻屋根の破風は常に紫外線や雨風にあたるので傷みやすい場所です。
特に木部でできた化粧破風などは塗膜剥離が激しいです。
触っただけで塗膜がバリバリ落ちる場です。
そんな塗膜を道具を使って古い塗膜を剥がしていきます。
手で触って落ちるような塗膜はカワスキ、頑固な塗膜はワイヤーブラシ
仕上げにサンドペーパーで綺麗に慣らしていきます。
木部の化粧破風をケレン作業して、パテ処理作業をします。
木部の破風のケレン作業しても、剥がしたところとそうでないところの凸凹が激しいので
石膏パテで平らにしていきます。
乾かして硬化を確認したら、サンドペーパーを当てながら破風の下塗り作業をします。
下塗り材は水性の塗料で普段軒裏塗装に使うものです。
木部は多孔質なため、シーラーなどでは目止めができません。
上塗りの色に近い色の水性塗料で塗装していきます。
水性塗料にはシーラーの役割もあるとメーカーのマニュアルにも記されていますし
木部の塗装はこれが最適だと思っています。
モルタル外壁と軒裏は同じ色、同じ材料なので同時進行で塗装していきます。
シーラーは水性ものを使い、軒裏、外壁に使う上塗りは「水性エコファイン」
つや消し仕上げの要望でしたので、この材料を選びました。
耐久性はシリコンなどより落ちますが、つや消しの材料でこれよりグレードの高いものは
倍以上の材料費がかかってしまいます。
耐久性と予算のすり合わせは難しいですが、これはお客様との打ち合わせ、ご説明ありのことです。
なんの説明もなく、「この材料を使いました」ってことはいたしませんので安心してください
切妻屋根の軒天塗装が完了しました。
外壁も仕上げたので、かなり印象が見違えます。
つや消しで仕上げると、自然な感じの仕上がりで落ち着いた雰囲気です。
モルタル外壁の塗り替えはコーキング打ち替え工事がないぶんの予算を
つや消しのいい材料に使うのが理想といえば理想です。
草加市の一軒家化粧破風の塗り替え工事
上塗り作業をしました。
材料はプレミアムNADシリコン3分艶です。
当社の場合、新築塗装工事で1液のシリコン塗料を頻繁に使用するので
ストックされた材料をリフォームの浮体部分に使っています。
こうすることで、少しでもコストダウンに努めてます。
中塗り、上塗りの刷毛塗り作業で完成です。
パテ処理をケレン作業、パテ処理をしっかり行うことで綺麗に仕上がりました。
お客様は低予算での塗り替えでしたので、仕上がりはあまり期待してなかったようですが
思った以上の綺麗に仕上がりに驚かれていました。
記事内に記載されている金額は2021年07月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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