
川口市のお客様から駐車場に車を入れる際にブロック塀の角を擦ってしまい、購入したハウスメーカーに修繕を頼んだところ工事費が多額だったため当社に相談

川口市のブロック壁補修工事
新築の分譲地を購入されたお客様で駐車場のブロックへ壁を車でぶつけてしまい破損。
その補修を購入したハウスメーカーで見積もりを頼んだところ高い工事費に悩んでいたところ
当社に相談のお問い合わせありました。
こちらの推測になってしまいますが、おそらくカラーモルタル(ジョリパット)でブロック壁の全面塗り直しであれば
お見積もりは高くなるかもしれませんが、それでも少し高い印象を受けました。
お客様は低予算のお見積もりを望まれていたので
多少の原状回復は不完全かもしれないという条件で
当社の方でお見積もりし契約致しました。
カラーモルタルなどの補修は同じカラーモルタルで補修のがベストでありますが
それでも、その時のロッドや希釈率によってはムラなったりもします。
ロッドとは、その時の工場ラインで生産されたものにつけられた番号で
同じ色でもロッドが違うだけで色の誤差が出ることがあります。
今回はパテ処理して、2面の表面だけを塗装することで納得いただける運びになりました。
ブロック塀の角が削られた感じで破損していました。
このように一旦剥がれてしまうと破損箇所に雨水が入ってしまい
ブロックの上に塗られたカラーモルタルが剥がれやすくなってしまいます。
現調した時に、あらかじめ色見本帳で似たような材料があるかどうか確認しました。
ストック材を再利用して塗装すれば経費節減になります。
新しい材料を頼んで塗装もできますが、今回はストック材を使用することにしました。
このことはお客様には了承済みです。
川口市のブロック壁補修作業は初日はパテ埋め作業しました。
作業時間は10分程度。
破損箇所を軽く研磨し、ボンド系パテで充填しました。
これは雨水の浸食を防ぐためで、外壁のクラック箇所を修繕する時にも使用します。

川口市のブロック壁の補修作業2日目は塗装作業。
パテ埋め作業から4日養生期間を設けました。
ボンド系のパテ処理だけでは見た目よくないので、ここで一工夫しました。
石膏パテで指で軽く擦り付け、刷毛で軽く鳴らします。
そうするとカラーモルタルのコテ仕上げに近い仕上がりになります。
最初から石膏パテだと強度が弱いので、このような工法を取ることにしました。
塗装作業入る前にフェンスをビニール養生しました。
塗装作業はローラーですので、塗料の飛散を防ぐためです。
駐車場の敷地にも布シートを敷きました。
ビニール養生と比べて破れることもないし歩いても平気なので
このような養生をしました。
次に現場調色をしました。
カラーモルタルの色は色見本帳と照らし合わせると19−85A 前後。
その色のストック材を使って、現場調色し色を合わせました。

塗装作業に入りました。
ローラーで仕上げていくのですが
今回はせっかくのコテ仕上げ台無しにならないように
ローラーを軽く当てて塗装していきます。
塗装作業の基本は塗膜をしっかり塗り込むのが鉄則ですが
今回は全く逆の作業です。
現場調色で既存の色と合わせているので薄く塗装してもムラにはなりません。
それでも、今回は水性塗料の2回塗りを行いました。

ブロック壁の補修作業が完了しました。
お客様からは自然な仕上がりに大変満足されていました。
カラーモルタルによる完全な補修作業と比べると、見劣りするかもしれませんが
限られた予算でここまでの仕上がりであればお客様も納得していただけました。
最後に現場ないの清掃作業をして、ブロック壁の補修工事は完了しました。
記事内に記載されている金額は2021年09月14日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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