2019年の大型台風で建物の雨漏りを心配なされたお客様が当社に雨漏り点検を実施
屋上の立ち上がり壁のクラック対策として板金工事に至りました
草加市三階建てアパートの陸屋根笠木板金工事。
この工事のきっかけはお客様が屋上に上がって陸屋根をご覧になった時に
立ち上がりの部分にクラックが発生してるのをご覧になって
「どうにかならないか?」というご相談に
笠木板金を取り付けることをご提案させてもらいました。
塗装仕上げでもよかったのですが、屋上は日当たりがきつく雨風を受けやすいこともあり
板金仕上げの方が雨漏りの危険性がなくなることをご説明させてもらい納得してもらっての契約になりました。
陸屋根の上場はコンクリートなのですが、固すぎて板金を留める釘が入っていきません。
なので下地材を打ち込んでいきます。
陸屋根の上場にコーキングを充填し、その上に下地材の杉板をかぶせて
上からコンクリートビスを留めていきます。
このコンクリートビスも硬くて入っていかないので、キリで穴を開けてからビスを打ちました。
陸屋根の笠木が30メートルあるので、この下地材をかぶせる作業も大変なので
一人が下地材を仮止め、一人がキリで穴を開け、一人がビスを打ち込むという流れ作業を行いました。
下地材を取り付ける作業と同時進行で笠木板金を取り付ける作業をしていきます。
笠木板金はあらかじめ加工したものであり、取り付ける際に微調整するために現場で加工作業も行います。
仮止めはしては調整して加工し直したりと職人さんの技術を必要とされます。
笠木板金の弱点は板金と板金の重なり部分です。
一枚目を取り付けたら、重なり部分に防水テープを貼ります。
防水テープは両面テープになっており笠木板金の重なり部分は密着されて取り付けてられています。
これで雨風に強い仕上がりになっています。
笠木板金を取り付ける際に裏側にコーキングを入れてかぶせます。
そして、笠木板金の折り下げた部分にステン釘を打っていきます。
このために下地材を入れて、釘を止められるようにしています。
もしこの板金作業で上場に釘を打つ施工していたら、これは施工不良にあたり雨漏りする可能性あります。
最後にあらゆる重なり部分、壁際などコーキングを打って陸屋根笠木板金工事は完了です。
この笠木板金が優良施工かどうかは、上場を触ってみて板金が真っ平らに取り付けられているかに判断されます。
もし触ってぷかぷかするようでしたら、板金施工が不完全であると当社は判断します。
板金工事に関してお問い合わせを受け付けておりますので、是非お願いします!
記事内に記載されている金額は2021年10月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。