ガレージの鉄柱の塗装のお問い合わせで
ダイノックシート が巻かれており劣化して見た目悪いから
何とかならないか?という相談内容でした。
施工内容
部分塗装 現場調査・点検 塗料 お見積り
使用材料
IP水性メタルコート IP軟質塩ビコートSi
越谷市のお客様からガレージ塗装の相談のお問い合わせがありました。
「ガレージの鉄柱がダイノックシート 剥がれていて見た目悪いから何とかならないか?」という内容でした。
どれくらいの剥がれ具合かを電話での応対ではわかりづらかったので
すぐに現地調査の必要性があったので、早速後日現場に伺わせてもらいました。
そもそもダイノックシート って何ですか?という方もいらっしゃると思いますので
ここで解説させてもらいます。
ダイノックシート
3M社の商品名で(他のメーカーにも同等の商品はあります)
「塩化ビニール樹脂の化粧フィルム」と呼ばれるもので
クロスような壁紙よりも厚みがあり、耐水性にも優れているので
キッチンのリフォームや車などの装飾、玄関ドア
、家具にも使われます。
デザイン性に優れているのと初心者にも施工しやすいということでDIYでも注目されていて
ホームセンターでも気軽に購入できる商品です。
早速、現地調査に向かいました。
ついてわかったことは、ご自宅に前面道路は広く南向きであるため
正面はかなり日当たりが良すぎるほどでした。
塗膜と違うの剥離の仕方、地面から湿気が上がり膨らんだ柱の根元
現調したところダイノックシートの剥離の仕方が塗膜とは異なりました。
本来の石材のようなデザインが色褪せて、無数にヒビが入っていました。
鉄柱の根元は地面からの湿気で膨ら上がっていました。
少し剥がしてみると、中はサビがボロボロ落ちてくる状態。
慢性的に湿気が上がり、錆びることで鉄部とシートに間に空気が入るのが原因です。
お客様と打ち合わせでダイノックシートを全部剥がさなくてもいいということでしたので
部分的なケレン作業と錆止め塗装、全体を上塗りで仕上げるという塗装プランで
契約に至りました。
越谷市のガレージ塗装、初日はケレン作業と錆止め作業。
ケレン作業は剥離しているところを入念に剥がしていきました。
剥がれやすい部分とまったくスクレバーの刃が入らない部分があり、結構苦労しました。
多少、剥がしたところとそうでない部分に段差がついてしまいますが、サンドペーパーを使って
なるべく平らになるように仕上げました。
ダイノックシートを巻くという工法なので、必ずジョイントがあります。
陽の当たらない裏の方にジョイントがあり、ノリがはみ出していました。
真ん中の写真の薄黒いのが接着剤で、これも剥がしていきます。
鉄柱の根元の錆びた部分も徹底的にサビを落としていきます。
サビ落としが完了したら、すぐに清掃を行いました。
こまめな清掃をいつも心がけています!
ここで塗装する前のワンポイント!ケレン作業で落とすことができなくて残っている接着剤は、塗料用シンナーを含ませたウェスで拭き取っていきます。
鉄部にノリが残っていると錆止めしても意味がありません。
錆止め塗装使用する材料は「IP水性メタルコート」です。
上塗りで水性塗料を使うため、錆止めも水性を使いました。
錆止め塗装は刷毛とローラーを使いムラの無いように手際よく塗装していきました。
速乾性のある材料なので重なりが厚く
ならないためです
。
初日は錆止め作業を終えて終了です。
当社はなるべく、錆止めした日に上塗りするのを控えています。
特に冬場は必ず1日以上のオープンタイムを設けてます。
越谷市ガレージ塗装2日目は上塗り作業。
使う材料は「IP軟質塩ビコートSi」です。
ダイノックシートなどの塩ビ材に対応した材料で
他の用途は「雨樋」「雨戸」「トイレ、エアコンの配管」などです。
錆止めと同様、速乾性のある材料なので気をぬくことなく作業を進めていきました。
鉄柱と雨樋が絡む場所は「ベンダー」呼ばれる鉄板に薄いスポンジがついた道具で塗装していきます。
1回目と2回目の色の違いがわかりますでしょうか?(右の写真)
塗料の色というのは乾くと濃くなります。
のんびり作業して乾いてしまうと、1回目と2回目がわからなくなるので
手際のいい作業が求められるのです。
越谷市のガレージ塗装が完了しました。
居住者の方には、自分が乾くのを確認してから撤収しますことをお伝えしているので
万が一、私がいない時居住者の方が鉄柱に触られても大丈夫なようにしております!
また居住者の方が出かけるときに
「綺麗になったね」と声をかけてくださいました!
励みになります、ありがとうございました!
そのあとはもちろん現場清掃も完璧にして撤収しました!
当社はガレージ内の鉄柱だけの塗装のような、大手には頼みにくい仕事を積極的に受けています。
柱1本の塗装からでも喜んで対応いたしますのでよろしくお願いします。
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記事内に記載されている金額は2022年05月06日時点での費用となります。
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