前回アパート室内塗装でお問い合わせいただいたお客様から引き続きアパート鉄骨階段の塗装を頼みたいと連絡をいただきました。
使用材料
錆止めザウルスEXⅡ 上塗りアレスダイナミックマイルドTOPマイルド
お問い合わせをいただいて、現調に伺いました。
場所は北側に面した鉄骨階段です。
本来は「こげ茶」に近い塗装がだいぶ薄くなっている様子でした。
ところどころ塗膜のはく離も見られ、触っただけでサビだところがボロボロ落ちてくる状態。
慢性的に湿気が溜まりやすくなっていると思います。
鉄部だけでなく、段板の防水部分もかなり劣化しているのが原因かと思われます。
お客様の強い希望で材料は以下の塗料を使用することになりました。
錆止め塗料は関西ペイントのザウルスEXⅡ
上塗り対応の塗料になります。
溶剤系の塗料用シンナーで希釈。
上塗り材は鉄部でよく使われる関西ペイントの
アレスダイナミックTOPマイルド。
色はN20濃いグレー色です。
3分艶もお客様の強くご希望されました。
3分艶というのがほぼつや消しに近いくらいの仕上がりです。
鉄骨塗装で私が思う一番大切で大変な作業はケレン作業。
塗膜剥離している部分を剥がし、さびをケレンしているところを落とし
最後に全体的に古い塗膜をサンドペーパーで研磨する。
場合によってはシンナーをつけたウエスで拭いたりもします。
塗装できる下準備がとにかく重要です!
錆止め作業をしました。
鉄骨階段などはビシ頭や段差が多い構造になっているので
最初は刷毛塗りで細かい、狭いところを塗装していきます。
そうすることで、そのあとのローラー作業がスムーズにできます。
中塗り、上塗り作業も同様に先に刷毛塗りで塗装していきます。
ビス頭などは塗料が垂れやすいので、こまめにチェックし垂れていたら刷毛で擦っていきます。
外壁塗装でも窓周りなどは刷毛で塗装していきますし
屋根塗装でも雪止めの周りは刷毛で塗装していきます。
デコボコしたところ狭いところはまず「刷毛塗り」が基本です。
階段裏も塗装していきます。
階段裏が一番、塗膜はく離が激しく作業が大変な場所でした。
薄暗い場所での塗装作業は大変ですが、薄いグレー色の錆止めに濃いグレーの中塗り
この段階でしっかり仕上げのつもりで塗装することが
上塗りの作業の負担を軽くします。
錆止めをしっかり塗装することが中塗りの塗装が効率的になり、上塗りもさらに効率的になります。何事も最初が肝心です。
おさらいとして
鉄骨階段塗装工事の手順
1ケレン作業
2錆止め塗装
養生期間を置く
*4時間以上
3中塗り
養生期間を置く*4時間以上
4上塗り
鉄部はその場の環境によって傷み、劣化のスピードが異なります。
陽が当たらない、湿気がこもるようなところは定期的にメンテナンスを入れる方がいいです!
サビすぎた格子の手すりなど、小さなお子さんがうっかり触って外れることも大げさでありますが
怪我する可能性もあります。
もし、不安になり点検やメンテナンスしてほしいご要望があれば当社で対応いたしますので
街の外壁塗装やさん草加店にぜひお問い合わせください!
よろしくお願いします!
記事内に記載されている金額は2022年09月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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