10年程前に一度塗装をしたそうですが、劣化状態をずっと気にされていて、ネットで調べたり、何社かに見積りを出してもらったまま決めかねていたそうです。
そんな中で弊社の営業マンが、工事内容の説明だけでなく、施主様の質問に対してすべて丁寧に答えてくれたというのが決め手になったそうです。
施工内容
外壁塗装 店舗 現場調査・点検 シーリング打ち替え 付帯部塗装
使用材料
エポパワーシーラー,超低汚染リファインMF-IR(マウンテンブルー)
工事費用
外壁塗装,コーキング打ち替え,付帯部塗装など:約80万円
上伊那郡南箕輪村で、店舗として使われている建物のメンテナンスを行いました。
外壁は窯業系サイディングでしたが、すっかり色褪せてチョーキング現象が見られ、ひび割れている個所もありました。
詳しくお伝えしていきます。
外壁は「
窯業系サイディング」です。国内で最も多く使われている外壁材だと言われています。
デザイン性に優れているうえに初期費用が安価なので、人気の外壁材です。
ただ、主原料がセメントなので防水性がなく、
塗装によるメンテナンスが不可欠となります。
触って手に粉のようなものが付着する「
チョーキング現象」が見られたら、塗膜が劣化してきたサインです。
この建物では、サイディングを固定している釘周辺がひび割れている個所が複数ありました。
塗膜が劣化してサイディングが水を吸ってしまうと、湿気の多い日に膨張し、晴れた日に乾燥して収縮し・・・ということを繰り返し、釘周りは特に負荷がかかって割れてしまうことがあります。
窯業系サイディングの外壁には欠かせない目地ですが、実は
外壁材よりも早く劣化してしまう場所です。
ひび割れたまま放っておくと、そこから雨水などが浸入してしまうこともありますので、早めにメンテナンスができると良いです!
最近の塗料は進化していて、メーカー発表の耐用年数が20年以上というものも出てきました。
そしてコーキング材も、高性能・高耐久なものが出てきています。
メンテナンスをご検討中の方は、是非専門の業者さんに聞いてみてくださいね。
まず劣化した古いコーキング材を撤去し、マスキングテープで養生をします。
キレイに掃除をして、プライマーを塗布します。
その後、新たなコーキング材を充填してヘラでならします。
コーキング材が硬化しきる前に、マスキングテープを取り除いて完成です。
しっかり硬化するまで日を開けます。
塗装前に、高圧洗浄を行い、古い塗膜や汚れなどをしっかり洗い落とします。
汚れが残ったままだと、どんなに良い塗料を使ってもうまく密着しない場合があるので、下地をきれいにしておくことはとても重要なのです。
今回は折板屋根も洗浄しました。
特にボルト部分が錆びやすいので、このような機会に定期邸にチェックできると良いですね。
基本的に、塗料が付着してはいけない場所全てを専用のビニールで覆います。
万が一塗料が付着してしまうと施主様のご迷惑になりますし、その塗料を取り除くという余計な工程ができてしまいます。
効率よく高品質な仕上がりにするためにも重要な工程となります。
下塗りに使用したのはアステックペイント社の「
エポパワーシーラー」です。
窯業系サイディングはもちろん、モルタルやALC、コンクリートなどの幅広い素地に対応できる下塗材です。
樹脂サイズが非常に小さいので下地の奥まで浸透し、後続の上塗り塗料との付着性を高めてくれます。
下塗りが終わっただけでも、外壁がしっとりと艶々になりました。
下塗りの後は上塗りを2回行います。便宜上、1回目の上塗りを「中塗り」、2回目の仕上げの上塗りを「上塗り」と呼ぶことが多いです。
ということで、中塗りと上塗りは同じ塗料を2回塗り重ねる作業になります。
使用した上塗材はアステックペイント社の超低汚染シリーズ「
リファインMF-IR」です。
独自の無機成分が配合されたフッ素塗料で、優れた親水性のある塗膜を形成し、雨水で汚れを洗い流すことができます。
防カビ・防藻性、遮熱性にも優れていて、メーカー発表の耐用年数はなんと20年以上です!
使用した色は「マウンテンブルー」という彩度の抑えられた紺色です。
陽の当たり方によって、黒っぽく見えたり青く見えたりします。
派手過ぎず地味過ぎず、ステキな色合いだと思います!
外壁と屋根以外の部分をまとめて「付帯部」と言います。
以下にご紹介するような箇所なのですが、弊社では外壁塗装の際には一緒にメンテナンスをすることをお勧めしています。
外壁だけ塗装して済ませようとすると、何も手を入れなかった雨樋や水切りなどが悪目立ちをしてしまうのです。
中には外壁塗装が終わった後に気になるからと、基礎の塗装も改めて依頼して下さる方もいらっしゃるくらいです。
見積もりの際に、どこを塗ってどこを塗らないか、しっかり業者さんとご相談くださいね。
雨樋は破損している個所がなければ交換する必要はありません。
しかし経年劣化は避けられないので、塗装をすることでこの劣化を少し遅らせることはできます。
また、雨樋を塗装することで、建物のアクセントになったりします。
外壁だけでなく、こうしたところでも色選びを楽しんでみてはいかがでしょうか?
玄関庇の破風板塗装です。
ここは建物の顔とも言えるくらい目立つとても大事な場所です。
一般の住宅では雨樋が付いていない屋根の先端部分にある板が「破風板」です。
やはり家の印象に大きく影響を与える場所ですし、雨風や万が一の火災から家を守る大切な役割がありますので、外壁や屋根と一緒に是非メンテナンスをご検討ください。
家の基礎と外壁の間にある板金を「水切り」と言います。
雨が直接土台に流れ込むのを防ぎ、ひいては建物の劣化を防ぐ役割があります。
アルミやステンレス製のものには塗装はできませんが、スチールや鉄製のものであれば、錆防止のためにも塗装をオススメします。
完成です!
落ち着いた紺色の美しい建物になりました。
施工中は施主様と、ご近所に住む親御さんと一緒に様子を見に来てくださり、職人とも気さくにお話をしてくださっていました。
仕上がりにもご満足いただくことができました。
頂いたアンケートはこちら⇒丁寧な対応と丁寧な施工にとても喜んでくださいました
便利な世の中ではありますが、ネットでだいたいの見積もりは出ても、細かなところはやはり実際に見て聞いて話さないとわからない・・・と思います。
ここも塗装できるの?こんな塗料があるの?ここは直さなくて大丈夫?などなど、気になる事はすべて聞いてください!
ご連絡お待ちしております!
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街の外壁塗装やさん飯田・伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
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