外壁の塗膜が剥がれて舞い散ってしまい、「布団が干せない」と奥様が気にされていました。
さらに「実は屋根にコケが生えているのもずっと気になっていて・・・」とお話して下さいました。
それならばとメンテナンス方法をいくつかご提案することになりました。
施工内容
外壁塗装 防水工事 シーリング打ち替え 外壁材 工事全般 足場工事 現場調査・点検 その他 屋根カバー工事
使用材料
【外壁】サーモテックメタルプライマー,マックスシールドF(クールホワイト)【屋根】SGL鋼板【付帯部】マックスシールドF,マルチエースⅡ-JY
上伊那郡箕輪町にて、築30年のミサワホーム住宅で外壁塗装、屋根カバー、ベランダ防水工事を行いました。
最初に現場調査の様子からお伝えします。
奥様の言う通り、塗膜がボロボロしています。
確かに布団を干すのがはばかられますね。
チョーキング現象も出ていました。
塗膜の劣化を判断する一番わかりやすい症状です。
全体的に色あせてムラがあります。
ご主人が言うには、20年程前にアルミサイディングで外壁カバー工法工事をされたとのことでした。
ですがこれは・・・ガルバリウム鋼板です(^^;
そしてガルバリウム鋼板のメンテナンスの目安は15~20年程とされていますので、ちょうどメンテナンスの時期でした。
ベランダ内側の外壁も同じ状態で、さらに床も防水機能が落ちているように見受けられました。
コーキングも全体的にひび割れが起きています。
屋根はいわゆる
スレート屋根です。
屋根材自体の耐用年数は25~30年と言われていますので、こちらもちょうどメンテナンスの時期です。
施主様が重要視されていたのは「耐久性」でしたので、今回は塗装ではなくカバー工法をご提案しました。
工事が決まったら、まず当日までに足場用の図面を作成し、足場を組み立てる作業から始めます。
労働安全衛生法に定められた国家資格を持つ者が作業に当たりますのでご安心ください!
足場ができたら塗装職人が入ります。
そして、塗装の前にまず洗浄作業を行います。
ベランダも敷いてあったマットを外してきれいに洗浄します。
しっかり汚れが付着していました。
次に塗装しない場所、塗料が付着してはいけないところをすべて専用のビニールで覆う「養生」という作業を行います。
場合によっては車や植栽も覆います!
外壁と屋根以外の部分をまとめて「付帯部」と言います。
今回は破風板、軒天、雨樋がそうです。
せっかく足場を組むので、普段なかなか手の届かないところを、この機会にまとめてメンテナンスできると良いと思います!
下準備ができたらいよいよ塗装です。
今回はガルバリウム鋼板の金属サイディングですので、金属専用の塗料を使います。
下塗りにはアステックペイント社の「
サーモテックメタルプライマー」を使用しました。
防錆効果と遮熱効果を兼ね備えた優秀な下塗り材です。
通常、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
そして中塗り・上塗りは同じ塗料を使います。
今回使用したのはアステックペイント社の「
マックスシールドF」というフッ素系の塗料です。
この塗料は金属だけでなく、窯業系サイディングやモルタルなど様々な素材にも対応していて、アパートやマンション、工場などにも使用されることが多いです。
「クールホワイト」という色で、同じ白でも少し温かみのある淡彩色となります。
付帯部は全て黒系で塗装していますので、メリハリの利いたスタイリッシュ系の外観に仕上がりそうです!
まず雪止めや棟などを撤去し、屋根をフラットな状態にします。
次に、防水シートを施工します。二次防水の役割を担うシートです。
屋根の端々に水切り板金を設置します。
SGL鋼板を横葺きします。雪止めも新しいものを取り付けます。
隅棟の先端部分は、職人が現場で加工し、建物の形状に合わせて「剣先」という役物を取り付けます。
貫板を取付け、棟板金を施工します。
以上が、屋根カバー工事の大まかな工程です。
下屋根のカバー工事は、さらに外壁と屋根の取り合い部分に雨押えという板金を施工します。
高圧洗浄後、ケレンという作業をして下地を綺麗に整えます。
専用のプライマーを塗布します。
防水塗料を塗り重ねます。
最後にトップコート塗装をして完成です。
防水層の劣化を抑えるための塗装で、トップコート自体には防水性能がありません。
5年を目安に、ご自分でもひび割れがないか、水たまりができていないかなどチェックしてみてくださいね。
もちろん、色あせていたベランダの手すりも塗装しました。
最後に、雨樋の交換をします。
集水器に向かってきちんと雨水が流れるよう、勾配を調整しながら金具を設置します。
軒樋と集水器を取り付け、最後に竪樋と接続して完成です。
最終的に施主様にチェックをしていただき、問題がなければ足場を撤去して完成となります。
まるごとすべてきれいになり、安心してお布団が干せるベランダも復活です!
使用した色も冷たいイメージの白ではないので、ほんのりとした淡彩色でステキな仕上がりとなりました!
使用した塗料も低汚染性、高耐候性を誇る塗料なので、今後もアフターメンテナンスでお伺いするのが楽しみです。
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