
ご近所で工事をする際にご挨拶にお伺いしたのがきっかけとなりました。
「実はウチもきになっていて・・・」とお話してくださいましたので、改めて点検することになりました。
他社で10年程前に塗装したとのことでしたが、特に日当たりの良い東側と南側の外壁が日焼けしていると気にされていました。
今回の工事は以下となります。
・外壁塗装
・屋根塗装
・付帯部塗装
・コーキング打替え・打ち増し
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 足場工事 工事全般 現場調査・点検 その他 付帯部塗装
使用材料
【外壁】エポパワーシーラー,リファインMF-IR(グレージュ),アステックプラスSW【付帯部】マルチエースⅡ-JY(クールホワイト)【屋根】サーモテックシーラー,スーパーシャネツサーモF(カーボングレー)
工事費用
外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装・コーキング打替え・打ち増し:180万円

皆様、こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です!
飯田市で行った築25年の積水ハウス住宅の塗装工事のようすをご紹介します。
外壁と屋根の塗装をフッ素系塗料で施工しました。
点検から完成までのようすをご紹介します!

あいにく雨の日の点検となりましたが、確かに外壁の色が違っているのが分かります。
積水ハウスでは独自のサイディングが使われています。
こちらは「SHウォール」という窯業系サイディングです。
10年前に一度塗装されたとのことでしたが、
チョーキング現象が見られ、
塗膜の剥がれや
外壁材の欠けもありました。
前回、コーキングの上から塗装したであろう塗料も劣化して剥離しています。
塗膜だけでなく、コーキング自体にも亀裂が入っている個所が散見されました。
コロニアルの屋根です。
原材料がセメントなので
塗装で防水機能を維持させることが不可欠な屋根材ですが、やはりもう防水機能が落ちていることがうかがわれます。
雨水がとどまりやすくなり、常に湿気がある状態になるのでコケや藻類が付着しやすくなります。
ちょうど雨が降っていたので、雨水が流れずに屋根に浸み込んでしまっているような状態が分かりやすいです。
労働安全衛生規則というものがあり、作業場所が2メートルを超える場合は作業員が安全に作業できるよう、作業床を設けなければならないと定められています。
外壁塗装のような高所作業になる場合は、そういった規則にのっとり、足場を組み立てるところから工事が始まります。
波板の上には足場板を敷いて破損防止に努めています。
洗浄作業は基本、一番高い所から始めます。
今回は屋根の塗装も行うので、屋根から順に洗っていきます。
屋根に付着していたコケや藻類、外壁やベランダも古い塗膜や汚れなどを高圧洗浄で洗い流していきます。
汚れが残っていると塗料が密着しませんので、念入りに洗浄します。
今回施工する屋根にはソーラーパネルが乗っていますが、脱着せずに塗装します。
パネルに塗料が付着しないよう、養生をします。
パネルを脱着するとなると、別の業者に依頼して別途費用が掛かりますのでご相談くださいね。
そして塗装前に、洗浄で落としきれなかった汚れを「ケレン」という作業をして落としていきます。
また金属部分にこの作業をすることで細かな傷をあえて作り、塗料の接着面積を増やしてより塗料が密着しやすいようにすることができます。
屋根の下塗りにはアステックペイント社の「
サーモテックシーラー」を使いました。
下地への浸透性が高く、下地を浸透固着させることができます。
また下塗り材自体に遮熱性があるので、上塗り材にも遮熱塗料を使うことで、より効率的に赤外線を反射させることができます。
なお、金属部分の下塗りには錆止め材を使用しました。
中塗りと上塗りに使用したのは「
スーパーシャネツサーモF」という
遮熱フッ素系の塗料です。
従来の塩素を含むフッ素樹脂ではなく、塩素をフッ素に置き換えた「4Fフッ素樹脂」を採用しており、超耐候性を誇ります。
さらに遮熱性、変退色防止性も兼ね備えているので、長期間に渡り屋根の色彩や光沢を維持することが期待されます。
そしてコロニアルの屋根には「タスペーサー」という縁切り部材が使われることが多いです。
塗料で隙間が埋まってしまうと、かえって雨水の逃げ道がなくなり、雨漏りにつながる恐れがあるのです。
ただ、屋根の状態によっては縁切りをする必要がない場合もありますので、必ず必要なものという訳でもありません。
その判断はプロにお任せください!
3回目の上塗りで仕上げます。
どの工程でもハケとローラーなど道具を使い分け、丁寧に施工します。
雪止めもしっかり乾燥させてから取り付けます。

古いコーキング材をカッターを使って撤去します。

マスキングテープで養生をし、プライマーを塗布します。

新たなコーキング材をたっぷり充填します。
充填したコーキング材をヘラで均し、硬化しきる前にマスキングテープを剥がして完成です。
この一連の作業を、家全体に対して繰り返し行います。
その後、コーキング材の種類にもよりますが、乾燥期間を3日~1週間程度頂きます。
この間に誤って触ってしまったなど、不具合が生じた場合は遠慮なくご連絡くださいね。
屋根と同じく、塗料が付着してはいけない場所をすべて専用のビニールで覆います。
この時のマスキングテープのラインがそのまま仕上がりになりますので、実はとても重要な作業なのです。
軒天はいわゆる「付帯部」に分類される部分です。
外壁の下塗りの前に行うことが多いです。
アステックペイント社の「
マルチエースⅡ-JY」というシーラーレスでの施工が可能な塗料を使っています。
防カビ・防藻性を兼ね備えており、湿気が溜まりやすい軒天に適した塗料となります。
外壁の下塗り材に使用したのはアステックペイント社の「
エポパワーシーラー」です。
非常に小さなマイクロエマルジョン樹脂とエポキシ樹脂を配合していて、下地の奥までしっかり浸透します。
下地を塗装しただけで、外壁の表面がしっとりと潤った感じになりました。
中塗りと上塗りには同じくアステックペイント社の
超低汚染シリーズ「リファインMF-IR」という
遮熱無機成分配合フッ素系塗料です。
独自の無機成分配合技術により、緻密な塗膜を形成して汚れの付着を防ぎ、長期間にわたって美観を維持することができます。
さらに防カビ・防藻性も備えており、高機能な塗料となります。
メーカー発表の耐用年数は20年以上で、私どもも施工後にアフターメンテナンスで定期的にお伺いするのが楽しみなのです。
「グレージュ」という巷で人気のくすみカラーを使用しました。
2回塗り重ねることで色合いも深くなります。
「付帯部」とは、外壁と屋根以外の部分です。
以下でご紹介する部分は全て「付帯部」です。
もし見積もりを取った時に「付帯部一式」としか書いてなかった場合、具体的にどこなのかを業者に尋ねてみても良いと思います。
屋根塗装の工程でもご紹介した「ケレン」という作業を、付帯部塗装の前にも行っています。
雨樋が付いている板を「鼻隠し」というのですが、雨樋と一緒にここも塗装しています。
普段あまり目に付かない霧除け庇、帯板など、
足場を組んだこの機会にすべて一緒にメンテナンスすることをお勧めします!
今回、付帯部は軒天以外すべて「カーボングレー」という色を使いました。
真っ黒ではないので、外壁に使ったくすみカラーの「グレージュ」との相性も良く、優しい印象になると思います!

塗装後、社内で一度チェックをしてから、改めて施主様も一緒にチェックしていただきます。
OKが出たら足場を撤去して完成です。
いかがでしょうか?
全体的に優しい上品な雰囲気に仕上がったと思います。
弊社ではカラーシミュレーションも行っていますので、塗料だけでなく、色についてもお気軽にご相談いただきたいと思います。
弊社のスタッフは誰が担当になっても、しっかりお話を聞いてご提案する準備ができております!
飯田・伊那、上伊那・下伊那・木曽地域のみなさまへ!
お住まいの不具合は、早めの対応が肝心です!
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店では点検・見積もりまで無料で行っています。
気になっているところは遠慮なく、何でもご相談くださいね!(^^)!
「大した工事じゃないんだけどいい?」「ちょっと遠いけど来てくれる?」「点検や見積もりにお金がかかる?」などなど何でも聞いてください!(^-^)
こんなスタッフがお伺いいたします⇒スタッフ紹介
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
外壁や屋根に関するご相談・お問い合わせ・お見積もりは無料です!!>>ここまでやります無料点検
関連記事
※ご自身で点検される場合、安全な位置からご確認下さい。
≪お電話はこちら≫9時~18時まで
0265-55-0796
0800-080-0796(フリーダイヤル)
初めての方は是非、こちらも合わせてご覧ください。⇓⇓
外壁塗装工事が初めてでどうやって相談して良いかわからない方へ
不安のケース1
問い合わせたら、しつこく営業されそう・・・
不安のケース2
自分の要望を業者に伝えられるのか不安・・・
不安のケース3
料金への不安 ぼったくられそう・・・
少しでも『不安だな。』と思われる方はこちら⇓⇓
お客様に安心してご依頼いただけるように、スタッフも最善を心がけて対応しています。
≪料金が不安だなと思われる方へ料金の目安⇓⇓≫
≪24時間随時受付≫
≪お電話はこちら≫9時~18時まで
0265-55-0796
0800-080-0796(フリーダイヤル)
記事内に記載されている金額は2025年02月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。