
実は最初にお問い合わせを頂いてから1年ほど経過していました。当時、何社か相みつを取ったそうなのですが予算が合わずにそのままにしていたそうです。
そして今回、「そろそろちゃんと検討したい」とお話してくださいました。
今回の工事は以下となります。
・外壁塗装
・屋根塗装
・付帯部塗装
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 外壁材 屋根材 工事全般 足場工事 現場調査・点検
使用材料
【外壁】ホワイトフィラーAⅡ,リファインMF-IR(ライトラテ),アステックプラスSW【屋根】サーモテックシーラー,スーパーシャネツサーモF(バーガンディ)【付帯部】マルチエースⅡ-JY(ライトラテ,カーボングレー)
工事費用
外壁塗装,屋根塗装,付帯部塗装:147万円

最初のお問合せの時には「外壁のようすを見てもらいたい」というお電話でした。
リシン吹きのモルタル外壁とコロニアル屋根の築25年というお宅です。当時は他にも気になるところがあるということで、一通り点検させて頂きましたが、今回改めてその点検の様子からお伝えしたいと思います。
リシン吹きで仕上げてある外壁は、細かな骨材が混ぜ込まれているので独特な風合いを持つ外観になります。
ですが、
表面に凹凸があるためどうしても汚れが溜まりやすいです。
このお宅も全体的に汚れが蓄積して黒ずんでしまっていました。
日常のお手入れとしては、中性洗剤を使用して柔らかめのスポンジやブラシで優しく洗えると良いでしょう。
高圧洗浄をする場合は、水圧が強いとせっかくのリシンが剥がれる可能性があるので注意が必要です。
コロニアルの屋根は、元の色が不明なほどに色褪せて、コケやカビが付着していました。
屋根材の寿命は長くて35~40年程度とされていますが、定期的に塗り替えを行っていれば、その寿命は延びると言われています。
コロニアル屋根にも種類があり、製造された時期やメーカーによってメンテナンス方法が変わります。
信用できる業者さんにしっかり点検してもらってください!
今回は屋根材の破損などが見られなかったので、塗装によるメンテナンスが可能でした。
工事の日程が決まったら、当日までに足場屋さんが現調に入り、足場用の図面を作成します。
そして当日は、有資格者の職人たちが図面に沿って足場を組み立てます。
大きなトラックが出入りしたり、足場を組み立てる音が響いたりしますので、ご近所様には弊社から事前にご挨拶に伺いますのでご安心ください。
足場が出来上がったら塗装職人が入り、まず洗浄から始めます。
古い塗膜や蓄積された汚れ、カビや苔類などをこの段階で出来る限り落とします。
汚れが残っているとどんなに良い塗料を使ったとしても、施工不良となってしまうのです。
基本的には塗装しない場所、塗料が付着すると後から落とすのに大変な場所すべてに専用のビニールで覆う「養生」という作業をします。
玄関や勝手口の他に、開閉したい場所があればそのように養生できますので、事前にお知らせくださいね。
屋根も外壁も、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
まず屋根の下塗りに使用したのは、アステックペイント社の「
サーモテックシーラー」です。
下地へしっかり浸透固着する塗料です。
今回のようなコロニアル屋根には「
タスペーサー」という縁切り用の部材を使うことが多いです。
塗料で屋根材がくっついたままになってしまうと、台風などの大雨の時に屋根の下に入り込んだ雨水が、行き場を失って屋内に入り込み、雨漏りにつながってしまうリスクが高くなるのです。
ですので、
とにかく隙間なく塞げばよいという訳ではないんですね。
中塗りと上塗りは、同じ塗料を使います。
屋根に使用したのは「
スーパーシャネツサーモF」という遮熱フッ素系塗料です。
メーカー発表の耐用年数は16~20年で、高耐候性・変退色防止性をうたう高機能な塗料です。
さらに遮熱性能もありますので、遮熱効果のある下塗り材と合わせて使うことで、さらに効率的に熱舎反射率を上げることが期待できます!
今回、錆が出始めていたアンテナの架台も一緒に塗装しました。
外壁塗装の前に軒天の塗装を行うことが多いです。せっかくきれいに外壁を塗装した後に軒天塗装を行い、万が一塗料が付着してしまうとまた塗り直さなければならなくなるからです。
軒天塗装の際には、軒天用の養生をしています。
今回は外壁の色に合わせて「ライトラテ」という色で塗装しました。
軒天は白くなくても良いのです!
外壁に使用した下塗り材は、アステックペイント社の「
ホワイトフィラーAⅡ」です。
いわゆる「微弾性フィラー」で、乾燥後は柔らかい塗膜になるため、建物の動きやヘアークラックへの追従が期待できます。
ヘアークラックが生じやすいモルタルやALCなどによく使われる塗料です。
外壁の中塗りと上塗りは、アステックペイント社の
超低汚染シリーズ「リファインMF-IR」という
遮熱無機成分配合フッ素系の塗料を使いました。
独自の無機成分配合技術により、緻密な塗膜が形成されて汚れの付着を防ぎ、雨水で付着した汚れを洗い流せる親水性を有します。
高耐候性に加え、防カビ・防藻性も兼ね備えているので、長期間にわたって美観を維持することできます。
メーカー発表の耐用年数はなんと20年以上ですので、今後、アフターメンテナンスでお伺いするのが楽しみです!
中塗りと同じ塗料を塗り重ねます。
微妙な色の違いがお分かりいただけますでしょうか?
全ての工程において、職人が刷毛やローラーなど道具を使い分け、丁寧に塗装します!
外壁と屋根以外の場所をまとめて「付帯部」と言います。
今回塗装する付帯部は、先ほどご紹介した軒天と、以下の通りです。
全てカーボングレーという色を使用しました。
付帯部の色を変えることで建物の印象がぐっと変わりますので、壁や屋根と一緒にトータルコーディネートを考えて楽しんでみても良いと思います。
雨樋が付いている板を「鼻隠し」と言います。
少し細めのローラーで、丁寧に塗装します。
最近ではこうした庇のない家も増えていますね。
ただ、やはり雨を除けるために庇は良い働きをしてくれます。
ケレンという下地調整を行い、2回塗りで仕上げています。
ベランダの水切りも、丁寧にけれんをした後に塗装しました。
ベランダは案外雨漏りの原因となる場所でもありますので、床の状態も気にして見てあげてくださいね。
屋根裏に風の通り道を作り、熱や湿気を外に逃がす役割のある換気ルーバーです。
湿気が溜まりやすい軒天に設置されていますので、ここもお手入れをしてカビ汚れの付着を防ぎましょう。

一通り塗装が終わると、一度社内でチェックをします。
その後、施主様と一緒に最終チェックを行い、OK頂くことができたら足場を撤去して完成です!
雨樋や鼻隠しなどのカーボングレーが、良いアクセントになって建物の印象を引き締めています。
また、軒天も外壁と同じ色に塗装したので、ちょっと雰囲気が違ってすてきです。
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