
施主様はとにかく
コロニアル屋根の劣化状態を気にされていました。
よくよくお話を聞くと、実は他にも4社見積もりを取っているけれど、どうも対応が今ひとつ・・・ということでした。
そこで弊社もお見積もりを出させていただくことになりました。
さらに屋根だけでなく、
コーキングのヒビ割れや外壁の傷みも気になっているとお話して下さいましたので、それではと、お家を丸ごと点検させて頂きました。
最終的に担当者の対応とご提案した金額を気に入ってくださり、お任せいただくこととなりました。
今回の工事は以下となります。
・外壁塗装
・付帯部塗装
・コーキング打替え
・木部(ウッドデッキ)塗装
・屋根カバー
・ソーラーパネル脱着
施工内容
外壁塗装 足場工事 現場調査・点検 シーリング打ち替え 外壁材(窯業系サイディング)
使用材料
【外壁】エポパワーシーラー,リファインMF-IR,アステックプラスSW【付帯部】マックスシールドSi,マルチエースⅡ-JY【屋根カバー】SGL鋼板 など
工事費用
外壁塗装,付帯部塗装,屋根カバー工法工事,太陽光パネル脱着費用:350万円

皆様、こんにちは!街の外壁塗装やさん飯田・伊那店です!
駒ヶ根市で築17年になるというお宅で、外壁塗装と屋根カバー工事などを行いましたのでご紹介します。
では早速、無料点検のようすからお伝えします。
施主様が気にされていた通り、すっかり屋根が茶色く変色しています。これは全てコケ汚れですね。
そして特に日当たりの悪い面は白くカビも出ています。
防水機能が落ちて屋根材が水分をため込んでしまい、こうしたコケ類などが付着しやすくなっている状態です。
コロニアル屋根は10年を目安に塗り替えによるメンテナンスを行えば30年以上もつとされていますが、20年を経過したら葺き替えるかカバー工法をご検討いただいた方が良いと思います。塗装するにもお金がかかりますので、お悩み中の方がいらっしゃいましたら、一度点検してもらって専門家に相談することをお勧めします。
外壁は、木目調の窯業系サイディングです。
白い色なので、こうした黒い雨だれやカビが目立ってしまいますね。
手で触れるとチョークの粉のようなものが手に付いてきました。
「
チョーキング現象」といって、劣化した塗料の顔料が表面に浮き出てきてしまった状態です。
塗膜の劣化を調べる手っ取り早い方法ですが、この現象が見られたら早めにメンテナンスの検討をお願いします!
窯業系サイディングのお宅には必ずあるこうした目地ですが、ここに施工されているコーキング材が痩せたりひび割れたりという劣化症状が散見されました。
コーキング材は緩衝材の役割を担う他に、建物内部に雨水などが浸入しないようにする役割もあります。
劣化してしまうと、その役割を果たすことができなくなってしまいます。
外壁よりも先に劣化することが多いので、築後10年を待たずにチェックしてみることをお勧めします!
ウッドデッキやちょっとした倉庫ですが、木製でした。
木部は一般的には3~5年を目安に塗り替えた方が良いとされています。
なかなかメンテナンスが大変ですが、こまめにお手入れをすればとても素敵な外観が保てます。
木部専用の塗料も種類があるので、もしお悩みであれば、専門家にご相談ください!
工事が決まったらまず足場を組みます。
事前に現調して足場用の図面を作成し、当日はその図面に従って部材を配置し、てきぱきと有資格者が作業を進めます。
メッシュシートの役割は目隠しではなく、洗浄時の水しぶきや、塗料が飛散するのを防ぐためのものです。
風が強い日は畳めるようになっています。
足場ができたら塗装職人が入り、洗浄作業から始めます。
洗浄するだけでもしっかり汚れが落ちているのが写真でお分かりいただけるでしょうか?
汚れが残ったまま塗装してしまうと、どんなに良い塗料でも施工不良が起こります。念入りに時間をかけて洗浄しますので、どうかご理解を頂きたいと思います。

既存のコーキング材をきれいに撤去し、マスキングテープで養生をします。

プライマーを塗布したら、適度な乾燥時間を設けてから新たなコーキング材を充填します。

ヘラでならし、硬化しきる前にマスキングテープを剥がして完成です。これを目地という目地すべてに行います。

今回は屋根カバー工事を行いますので、ソーラーパネルは一度取り外します。
脱着する場合、慣れていない業者だと部材が破損する恐れがあるので、しっかりした専門の業者が施工してくれるところを選んでください!カバー工事が終わったらまた復旧します。
塗装の前にもう一つ「養生」という工程があります。
塗料が付着してはいけないところ、違う塗料を使う所を専用のビニールで覆う作業です。
この時のマスキングテープのラインがそのまま仕上がりのラインになりますので、こんなところでも職人の腕が試されてしまいます。

塗装は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。
今回使用した下塗り材は、アステックペイント社の「
エポパワーシーラー」です。
採用している樹脂サイズが非常に小さいので下地の奥までしっかり浸透し、塗料の付着力を向上させます。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
下塗りと同じくアステックペイント社の
超低汚染シリーズ「リファイン1000MF-IR」という遮熱無機フッ素系の塗料を使用しました。
色数も豊富で、前69色からお選びいただけます!
弊社ではカラーシミュレーションも行っていますので、遠慮なくご相談くださいね。

同じ色を塗り重ねています。
微妙な色の違いがお分かりいただけますでしょうか?

上塗りが終わり、ツヤツヤに美しく仕上がりました!
この塗料は、
メーカー発表の耐用年数が20年以上です。
無機成分が配合された塗料ですので、一般的な塗料に比べて汚れが付着しにくいのが特徴です。
この美しさが長期間維持される塗料ですので、今後もアフターメンテナンスでお伺いするのが楽しみです!
「木」は人工物と違い、独特な天然の風合いがあって良いものですね。
自然の調湿作用があって膨張と収縮を繰り返すまさに生きた素材ですので、木部専用の塗料を使ってこまめにメンテナンスをする必要があります。
こちらのお宅ではステキなウッドデッキもありました。
木部のメンテナンスは3~5年を目安に行うのが理想的です!
少し色褪せてきたかな~、塗膜が剥がれてきたかも・・・といった症状が現れたらメンテナンスをご検討ください!
放っておくと腐食してしまったり、シロアリの住処になってしまったりと、被害が大きくなる可能性があるのでご注意くださいね。

今ある屋根をそのままに、上からカバーをするのがカバー工法工事です。
ですので、まず屋根の一番上にある「棟」や雪止めも撤去して、屋根をフラットな状態にします。

次に、二次防水の役割を担う防水シートを全面に施工します。軒先やケラバなどには役物を取り付けます。

新たな屋根材、SGL鋼板を横葺きします。雪止めも一緒に新たに取り付けます。
屋根の山になっている「棟」部分、谷になっている部分、それぞれに合わせて部材を取り付けます。
こうしたつなぎ目の部分は特に劣化したり傷んだりしやすい部分ですので、築年数が経っている場合は注意して見てみてくださいね。
屋根カバー工事が終了したら、ソーラーパネルを再度取付けます。
これで屋根工事が全て完了しました。

施工後、社内でチェックした後で改めて施主様にも見て頂き、OKが出たら足場を撤去して完成となります!
鮮やかな外壁のブルーと雨樋や軒天のホワイトが美しい外観、そして背後に連なる山々の風景とでまるで日本ではないみたいです(^-^)
そしてベランダや倉庫の木部も美しく仕上がりました!
せっかく直すならちょっとイメージチェンジしてみたい、という方も、弊社では様々なご提案の用意がございますので、遠慮なく何でもお話しいただければと思います!
飯田・伊那、上伊那・下伊那・木曽地域のみなさまへ!
お住まいの不具合は、早めの対応が肝心です!
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店では点検・見積もりまで無料で行っています。
気になっているところは遠慮なく、何でもご相談くださいね!(^^)!
「大した工事じゃないんだけどいい?」「ちょっと遠いけど来てくれる?」「点検や見積もりにお金がかかる?」などなど何でも聞いてください!(^-^)
こんなスタッフがお伺いいたします⇒スタッフ紹介
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