土蔵漆喰箇所等のひび割れが年々進行してきた為。
施工内容
サイディングカバー工法 金属サイデイングケイミュウはる一番の重ね張り施工。
松本市寿小赤の漆喰壁に金属サイディングを重ね張りしました。
柱部分に車をぶつけて折れそうな状態です。さらに壁にも大きなクラックが発生しました。
柱を変えて木部専用塗料で塗装致します。今回は木部専用の浸透性のある塗料で塗装しました。木部内に浸透する為、防腐、防虫効果があります。防虫効果はありますが、耐久年数的には5~6年で再塗装が必要です。耐久性を求めるのであれば木材の上に造膜を作る合成樹脂塗料がありますが、木目を塗りつぶすので、木目は生かせません。ただ耐久性と防水性はあります。経年劣化により塗膜の割れ、ハガレが発生する場合もありますが、、、、
まずは仮設足場の設置をします。塗装工事と違いサイデイングの材料が長い為取り回しを考慮いたしまして、通常はメッシュシートで足場を
おおったりはしません。
土蔵外壁にサイデイング材を重ね張りする下地材(胴縁、貫)を取付いたします。また下地材の下にスペーサーを挿入して不陸調整をいたします。
下地材の胴縁は土壁の下地材に届かせる為、土壁の壁厚を考慮して20cm位の長さのものを使用いたします。
ビス1本200円弱になります、おおよそ200本は使用いたします。ビスの見積は要注意ということです。
腰壁部分は濃いめの色柄の(はる一番)を使用いたします。スクエアタイプの為縦横のライン合わせが大変です。
張りはじめのスタート部材の取り付けになります、たて張り専用積雪地域用を使用いたしました。
家紋の部分は白の板金を丸く加工して取付ます、松の部分は手書きで仕上げました。
垂木の部分はシーリング納めになります。耐久年数のあるオートンイクシードを使用いたしました。このシーリング材(コーキング材)の特徴としては耐久性と変色ひび割れに耐える耐候性に優れ計算は30年持つとされております。又、窯業系サイデイングの再塗装時のシーリング打ち替えに適した材料です。
正面からのがぞうです。これで土かべのように崩れたり。クラックがはいいたりする心配はもう
ないので安心です。
記事内に記載されている金額は2020年04月14日時点での費用となります。
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