初めてご自宅にお邪魔させていただいた時は外壁の汚れ、苔、かび等を一番気になされていました。築28年でまだ一度も塗装工事をされた事が無いとのことでした。どんな塗料を使っていいのかどこまで塗ってくれるのか不安ばかりでした。その不安を解消していただくために1から丁寧にご説明させていただきました。そして今回上塗り材に超耐候型水性ハイブリットシリコンでの塗装をご提案させていただきました。
使用材料
外壁 下塗り SK化研 弾性プレミアムフィラー
上塗り SK化研 プレミアムシリコン
軒天井 日本ペイント ケンエースG
今回は外壁の下塗りにフィラーと言う材料をを使いました。下塗り材にも色んな種類があり外壁の劣化状況や材質などに合わせて下塗り材を選定していきます。今回外壁にヘアークラック(髪の毛程度の細いひび割れ)が目立っていました。このような時は粘土の高い下塗り材を使用します。上塗りとの密着力を上げるほかヘアークラックなどのひび割れを埋める効果が有ります。下塗りと言うのはとても重要な工程でこれにより上塗りの耐久力などが大きく変化いたします。水で薄めすぎたり適当に塗っちゃうとせっかくいい上塗り材を使用してもなんの意味もありません。
中塗りはSK化研のプレミアムシリコン俗にいうハイブリッド塗料です。ハイブリットとは異なる特性を持つ2つ以上の成分を結合させてできた塗料です。特徴として、耐候性、耐久性、低汚染性など様々な機能を併せ持つ塗料となっています。昔の塗料に比べて年々塗料の進化が進んでいます。塗り替えの際はプレミアムシリコン是非お勧めです!!!
上塗りは中塗り同様プレミアムシリコンです。2回塗る事により膜厚を持たせ塗膜の長持ちを計ります。
続いて木部の下塗りの様子をご紹介いたします。この材料は木部専用下塗り材といって主に上塗り材との密着力良くする効果のほか上塗りを塗る際に木部への吸い込みを減少させる効果が有ります。木部への吸い込みを抑えることによって仕上がりが綺麗になります。木部は場所によって吸い込みが異なります。下塗りを入れることにより吸い込みを均一にするという意図があります。
続いて木部の中塗りの様子です。日本ペイントの1液ファインフッ素を用いて塗装いたしました。今回は弊社在庫での塗料を使わせていただきました。在庫を使うことにより少しでもお客様にお安く塗装工事を提供できます。
破風板中塗りに続き上塗りの様子をご紹介いたします。しっかり2回塗り塗膜の長持ちを計ります。鉄部や木部は5年に1回塗り替えるのがベストです。
続いて竪樋の中塗りの様子をご紹介いたします。木部同様フッ素使用で塗装させていただきました。ここまでくると完工も近いです!!
軒樋の上塗りの様子をご紹介いたします。2回塗る事によりツヤ感も1回目とは遥かに違います。
約2週間の外壁塗装工事が終了いたしました。足場を解体し近隣の皆様への挨拶も無事終わりました。ゴールデンウイーク中にも関わらず快く工事を受け入れて下さったお客様本当にありがとうございました。次にお会いするのは1年点検です。宜しくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2020年06月15日時点での費用となります。
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