「外壁塗装工事の相談で、我が家は外壁塗装のための足場が設置できるかどうか、見に来て欲しいです。隣家との距離がとても近く、気掛かりでいます。もし足場が設置できるなら、外壁塗装の見積りもお願いします。」
結果的に足場は敷地内で十分に設置でき、外壁塗装工事のご縁をいただきました。
防水材であるシーリングもひび割れ・硬化していましたので、きちんと数量(m)を計測し、同時に交換工事(シーリング工事)を承りました。
建坪
30坪(サイディング継ぎ目27.1m・サッシ廻り入隅110.5m)
こんにちは!街の外壁塗装やさん山梨店です。今回は、甲府市で劣化・硬化した目地のシーリングを外壁塗装前に先打ちで防水工事を実施しました。外壁材同士の間(目地)はシーリングという材料で埋められ、防水性を保ってます。10年に1度程度のシーリング工事が必要です。お写真は、現場調査時の目地(めじ)シーリングの様子です。ヒビが入って、スカスカしている様子がお分かりでしょうか?当然、目地からの雨漏りの危険性が高い状態となります、、(‘Д’)シーリングは、お風呂場のドアのゴムパッキンと同じ役割を持っています。はっきり言って消耗品なので、交換工事は必須となります!
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清掃→アセトン溶剤拭き→専用プライマーを塗付します
まずは、サイディング継ぎ目から、古いシーリング材をカッターを使い撤去していきます。窓サッシ廻りなどは、完全に撤去することが難しいため、削れる部分まで削り取ります。結果元のシーリングを残したまま、新しいシーリングを足すことになるので『シーリング増し打ち』と呼びます。目地などは、全てシーリングを外して入れ替えるので、『シーリング打ち替え』と呼びます。シーリング撤去後は、清掃→アセトン溶剤拭き→専用プライマーを塗付してからコーキングガンでシーリングを充填してします。
プライマーの乾燥時間も決まっておりますので、時間通りに作業していきます。手抜き業者では、プライマーなしで直接シーリングを充填するケースがあるようですが、確実に早期に剝がれてきてしまいます。弊社は耐久性のある工事を実践しております。次回の外壁塗装メンテナンスまで、シーリングが防水機能を発揮し続けるように材料を選択・ご提案しております。
その後、ヘラで目地の奥までシーリングを押し込みます。ヘラ均しという工程で、グッグッとリズムよく押し込んでいきますよ(*ノωノ)今回は外壁塗装前の『先打ち』でシーリング工事を実施しました。
~シーリング先打ちのメリット~シーリング防水した部分を、更に3回塗りの塗膜層で保護することで、シーリングが保護され、寿命が延びる効果が期待できます。
ヘラ均し後は、素早く養生を撤去します。養生(ようじょう)は、紫の紙テープで行っています。シーリング材の硬化が始まると、外壁に養生のカスが残ってしまうのでリズムよくいきます。
どうでしょうか?シーリング工事した部分では、白く新しいシーリングが輝いていますね☺玄関ドア廻りや、庇(ひさし)の上なども確実・丁寧に防水工事しています。
今回は、外壁塗装の前にシーリング工事をしましたので『先打ち』です。反対に外壁塗装の後に、シーリング工事をするのが『後打ち』です。これは、使用するシーリング材や外壁塗料で判断します。オートンイクシードのシーリング材の場合は、乾燥時間が遅いため、上に塗装した塗膜の割れに繋がりますので、『後打ち』を行います。同じくクリヤー塗料での外壁塗装の場合も、『後打ち』でシーリング工事を施工します。共通して言えるのは、シーリング工事のタイミングは、外壁塗装と同時に行うのがベストです。
その為、このブログをご覧いただいた方は外壁塗装の際のお見積り書に、シーリング工事がしっかり含まれているか、ご確認して下さいね(^^♪「お施主様のせっかく仮設した足場を有効活用したい!」というお考えにも沿う形での工事になりました。今回は、弊社からのちょっとした知恵袋的な施工事例でした♪最期までご覧いただきありがとうございます!弊社は甲府市の外壁・屋根修繕塗装工事を得意としております!
記事内に記載されている金額は2024年10月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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