「住宅の外壁が薄汚れた印象になってしまいました。また外壁のひび割れも多く発生して少し心配しています。既存の外壁カラーが気に入っているので、なるべく長持ちする外壁塗装工事をしたいと考えております。まずは点検と見積もり書が欲しいです。」とのご相談をいただき、無料点検に伺いました。気になるひび割れもご案内していただきました。モルタル外壁でしたので、しっかりとした外壁クラック補修を行い、上から塗装することをお約束いたしました。
白は白ですが、汚れが目立たないベージュに近いカラーでの外壁塗装シュミレーションも何通りかお作りいたしました。相見積もりも取られていたそうで、他社より高い金額でしたが、施工内容と営業スタッフの熱意が伝わり、弊社に外壁塗装工事のご用命をいただきました。
使用材料
1液ファインフッ素UV・ファインパーフェクトフィラー・アンダーフィラー弾性エクセル
こんにちは!街の外壁塗装やさん山梨店です。
今回はフッ素塗料での外壁塗装工事をご紹介します。
フッ素塗料とは、蛍石(ほたるいし)と呼ばれるフッ化カルシウムが主成分の鉱物を原料としており、一般的に使用されているシリコン塗料・ウレタン塗料に比べて耐久性が高い外壁塗装用の塗料です。
現在では、・日本ペイント株式会社「ファインフッソ」・エスケー化研株式会社「クリーンマイルドフッソ」・AGCコーテック株式会社「ルミステージ」と様々なメーカーからフッ素塗料が製造されており、世の中にも徐々に認知されてきているなぁ~と実感しております(*^-^*)
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モルタル外壁に多く発生してしまう外壁クラックも、アンダーフィラー弾性エクセルで補修した上で、フッ素塗料で仕上げます。今回はクラック補修の後に外壁塗装を予定しております。そのため、外壁面はしっかりと高圧洗浄を行います。少し距離がある場合は2枚目の写真のように、ロングノズルの高圧洗浄機を使用し、外壁に付着している旧塗膜汚れ・苔・藻を一掃していきます。今回の住宅はクラックが多数発生していました。クラックにはヘアークラック(幅0.3mm以下)と構造クラック(幅0.3mm以上)の2種類あります。雨漏りを起こす恐れのある構造クラックが無いか、現地調査時だけではなく、洗浄前にもきちんと確認しておきます。ちなみに今回はヘアクラックのみでしたので、しっかりと高圧洗浄を行いました(^^)/
アンダーフィラー弾性エクセルを使用した外壁クラック補修
外壁がしっかりと乾いたら、モルタル外壁のヘアークラック補修へ進みます。
アンダーフィラー弾性エクセルをクラックに塗り込み、指などを使ってパターン付け(模様形成)して押し込んでいきます。パターン付けは、塗装した後にクラック補修跡が目立たないように、外壁と同じ模様にするために行います(^^)/
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今回使用した日本ペイントの「アンダーフィラー弾性エクセル」は、シーラーとフィラーの役割を兼ね備えています。シーラーとは、密着度を高めるとともに、塗料の下地への吸い込み、塗りムラを防ぎます。フィラーとは、下地の凹凸やヘアークラックなどを補修します。この2つの効果を発揮することで、ヘアークラックを覆い、ひび割れを追随します。
次に、変性シリコンを使用し補修した様子を解説します。上から塗装可能な変性シリコンを使用したため、この後行う外壁塗装にも影響がありません。シーリングプライマーを塗布した後、変性シリコンを注入します。その後、変性シリコンをクラックの奥までしっかり入り込むよう多めに埋めていきます。ヘラを使い、亀裂箇所をならしながら押し込み、盛り上がった部分は丁寧に取り除いていきます。
クラック補修後の外壁です。上から塗装をすることで、殆どわからなくなります。
下塗りで使用するフィラーは白色で、その時点で補修跡が消える程です。クラックを放置すると雨漏りや構造体の腐食、場合によっては爆裂現象を引き起こす可能性もあります。しかし、クラックには種類があり、それぞれ補修の緊急性や方法が異なります。ご自宅の外壁にクラックがある場合は、まずは弊社の建物無料点検を利用して、補修が必要か否か確認してみてはいかがでしょうか♪
耐震性などに問題がなければ安心できますよ(*´з`)
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高圧洗浄の後は、クラック補修を行い下地調整を行った後、下塗りへ進みます。
3回塗りの1回目である「下塗り」は、下地の状態を整え、壁と塗料・次の塗料をしっかり密着させるうえで欠かせない非常に大切な工程です。下塗りは写真のように白やクリーム色等の淡い色が一般的です。今回は日本ペイント「ファインパーフェクトフィラー」を使用しております。
先程の外壁クラック補修で使ったアンダーフィラー弾性エクセルは弾性、ファインパーフェクトフィラーも弾性を備えた微弾性塗料となっています(*^^)v
モルタルは、セメントに砂を混ぜ、練り上げて作られます。モルタル自体に防水性はなく、塗装することによって防水性を保持しています。そのため、塗膜の劣化が進むと外壁クラック(ひび割れ)が起こりやすいです。サッシ・窓廻りや水切り上部(外壁の端)もしっかりと微弾性塗料で塗装し、クラックの発生防ぎます。
クラックが起こり易い場所は、厚塗りで対応しています。
下塗りが乾燥したら、中塗り→乾燥→上塗りと進めていきます。2回目の中塗りで塗料の機能性を保持し、塗膜の厚みを十分に確保します。最後の仕上げとして3回目の上塗りをして塗装し、細かい部分までタッチアップをしたら完成です。
屋根・外壁塗装工事では、最終的に弊社の高い基準での『検査』を合格して、仮設足場の解体を行います。
中塗り・上塗りはほとんどの場合同じ塗料を使用します。今回は日本ペイント「1液ファインフッ素UV」を使用しました。フッ素塗料は他の塗料に比べて施工の難易度が高く、知識・スキルの伴っていない職人さんの場合、扱っていないこともあります。フッ素塗料をご希望の際は、施工実績の確認と複数の塗装業者の比較は必ず行うと安心ですね。弊社では、技術力の高い職人による、フッ素塗料を用いた塗装実績が豊富なため安心してご依頼くださいませ(^^)/
1液性フッ素塗料の場合、重ね塗り(中塗り・上塗り)で塗料が乾燥していたとしても、下の層の塗料を溶かしてしまうこともあります。外壁塗装はただ塗るだけとは全く違います。
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塗装メンテナンスのビフォーアフターです。塗装前はホワイトから淡いベージュにカラーチェンジしたため、温かい雰囲気になりましたね。フッ素塗料は価格が高めですがその分機能性が高い(塗膜が硬く対候性が高い)ため、長い目で見るとコストパフォーマンスがとても良いです。
弊社では、10年間の保証をお付けすることができます。期間内に万が一、塗膜に異常が出ましたら、何度でも塗り直しに伺います。
その信頼と実績から、東京スカイツリーの塗り替えにも使用されています!
しかし、再塗装が難しい・独特の光沢があるという懸念点もあります。弊社は、良い点だけではなく懸念点(デメリット)も踏まえて、お客様の住宅・予算に合ったご提案を正直にいたします。点検とお見積りは無料ですので、まずはお気軽にお問合せください♪
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弊社は甲府市に拠点を置き、山梨県全域で外壁・屋根の修繕塗装工事を得意としております!
記事内に記載されている金額は2024年11月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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