
屋根・外壁の塗装メンテナンスの際に必要な付帯部塗装についてご提案いたしました。
基礎以外の付帯部は、既存色と同じチョコレート色でご提案いたしました。
工事金額・ご提案内容にもご納得をいただき、工事のご用命をいただいております。
使用材料
水性カチオンシーラー・基礎ガード・ケンエースG-Ⅱ・塩ビゾルウレタンプライマー・ファインSi
基礎(基礎巾木)は地盤と建物の間に設置され、住宅を支えています。コンクリートでできているので、乾燥などが原因で写真のようなひび割れ(ヘアークラック)が起こる可能性があります。
高圧洗浄で下地をきれいにしたら、地面に養生をかけて、下塗りを行います。
下塗りには水性カチオンシーラーを使用しました。
透明なので見た目に変わりはありませんが、下地と塗料の密着度を高める大切な役割を持ちます!
下塗りが乾燥したら、基礎ガードを塗装します(中塗り)。基礎はローラーを使用しますが、・水切りの下・地面の上は刷毛を使用することで、綺麗に塗装できます。
中塗り後、上塗りを行い表面を仕上げていきます。中塗り・上塗りで使用する塗料は、基礎専用塗料を使用します。今回使用したは菊水化学工業「基礎ガード」は、粉体と混合液をメーカー指定の割合で混ぜてから塗装します!基礎のひび割れに追従し、防水性と密着性に優れた塗料です。水性なので下塗り塗料同様環境にやさしいです(*^^*)
次はガルバリウム鋼板の軒天塗装について解説します!
ガルバリウム鋼板は経年と共に錆が発生するため、腐食を防ぐためにも塗装メンテナンスが必要です。
塗装前に高圧洗浄を行い、汚れ・古い塗膜を洗い落とします。
下地を整えたら、防かび塗料(ケンエースG-Ⅱ)を塗布します。
使用した塗料(日本ペイントのケンエースG-Ⅱ)は、軒天塗装で使用されることが多く、耐水性以外にも防カビ効果が高く、湿気のこもりやすい軒天に適した塗料です。
色も明るめから暗めまで40色以上あります。
今回は破風チョコ色(255)を使用しました。
どの色が良いか選べない場合は、カラーシミュレーションを行い色を決めることができます(^^)/
完工時の軒天です。軒天は屋根の裏(2階部分)だけではなく、玄関天井やバルコニー床の裏側も指します。光の当たり具合で色が違って見えますが、軒天はすべて同じ色で仕上げています。
軒天を暗い色で塗装すると、住宅全体に重厚感が増します(*^^*)
住宅の「幕板(まくいた)」は、1階と2階の間に横向き(水平方向)に設置されたり、2階の外壁に縦向き(垂直方向)に設置されている板を指します。
幕板は外壁の一部なので、経年劣化とともに色あせ・塗膜剥がれの症状が出ます。まずは高圧洗浄を行い、表面の汚れを落とします。
その後、ケレン作業を行います。
ケレン作業とは、ヤスリやサンドペーパーなどを利用して表面に残った古い塗膜を落としていきます。
下地処理が完了した幕板は、下塗りに進みます。
幕板は凹凸があるため、刷毛・ローラーを使用して塗装します。
今回使用した塗料「塩ビゾルウレタンプライマー」は、
・下地への密着性が高い
・可塑剤の移行を防止し、上塗りがべたつきにくくなる
といった効果を発揮します。
下塗りがしっかりと乾燥したら、中塗り・上塗りに進みます。
中塗りの後はしっかりと乾燥させてから上塗りを行います。
今回は日本ペイント「ファインSi」を使用しています。
2液型のシリコン塗料なので、主剤と硬化剤を混合して使用します。
雨樋は、屋根に降った雨や雪解け水を集め、地面に排水する役割があります。
まずは高圧洗浄を行い、雨樋の外側・内側共に清掃します。
雨樋の内側は塗装しませんが、砂埃・落ち葉や苔がたまりやすいため、入念に洗浄します!
その後、塗装する外側に目粗しを行います。
雨樋の表面はツルツルと滑らかなので、そのまま塗装しても密着せずに、塗膜が剥がれてしまいます。
そのため、目粗しと呼ばれるペーパー掛けで無数の傷を付けることにより、塗料が密着する表面積を広げます(*^^*)
塩ビや合成樹脂でできている雨樋には、可塑剤が含まれています。
太陽光・雨水にさらされると可塑剤が染み出し、徐々に柔軟性のない硬い雨樋に劣化します。
硬い雨樋は少しの負荷や衝撃で割れて破損するため、塗装による塗膜形成を行うことで雨樋の劣化を防ぎます。
雨樋塗装は1回塗りでは十分な厚さの塗膜が作れないため、2回塗り重ねます!
今回メンテナンスした住宅の破風・鼻隠しは、窯業系サイディングで作られています。外壁でも使用される素材なので、耐火性・耐久性が高い素材です!
塗装に入る前に、まずは下地を整える必要があります。
高圧洗浄・ケレン作業で表面の汚れ・古い塗膜を一掃します。
次にプライマーを塗布(下塗り)します。
下塗りが乾燥したら、中塗りへ進みます。
破風は溝があるため、刷毛・ローラーを使用しながら塗り損ねなく塗装します。
まずは溝を刷毛で塗装してから、ローラーで表面を塗装するのが一般的な流れです。
中塗りがしっかり乾燥したら、上塗りに進みます。中塗り・上塗りは同じ塗料を使用します!仕上げ塗料を2回塗り重ねることで、しっかりと塗膜が形成されます(*^^*)破風や鼻隠しが劣化して雨水が染み渡ると、軒天→外壁や小屋裏→屋内へと浸入し、雨漏りにつながります。
今回の住宅は金属製の水切りです。スチール製や鉄製などの、金属製の水切りは塗装メンテナンスが必要です。アルミやステンレスの場合は塗装は必要無いため、現地調査で塗装が必要か確認します(*^^*)塗装の際は、まず下地を整えます。高圧洗浄で泥や土、ホコリを一掃します。その後、古い塗膜や錆を落とすため、ケレン作業を行います。
状況に応じて錆止め塗装し、その後日本ペイント「ファインSi」というシリコン塗料を2回塗り重ねます。水切りは細い付帯部なので、刷毛をメインで使用します。塗料が付着しないよう、塗装しない箇所には養生(ビニールシート)をかけて塗装します!
雨樋の塗装ビフォーアフターです(*^^*)
今回、幕板以降に出てきた付帯部はすべてファインSiのチョコレート色で仕上げています!
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弊社は甲府市に拠点を置き、山梨県全域で外壁・屋根の修繕塗装工事を得意としております!

記事内に記載されている金額は2025年06月03日時点での費用となります。
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