大雨が降った後に雨水が中々捌けないそうで、防水に問題があるのか心配になりご連絡をくださいました。
アスファルト防水の上にコンクリートが打設された屋上屋根で、この押えコンクリートがあることで防水層の上を歩くことができます。
経年劣化による傷みや剥がれが所々見られます。この伸縮目地が剥がれたり隙間ができるとそこから雨水が浸入します。
アスファルト防水が施されていますから、すぐに雨漏りする心配はありませんが放置することで防水層の劣化が進行していくので早めに補修を行いましょう。
伸縮目地が施された押えコンクリートの補修・工事を行う場合は、既存の伸縮目地を撤去したり正しい施工方法で防水工事を行う事が必須となりますので信用できる業者の方にお願いをするのが安心です。
ドレンが錆びたり、泥が固まって出口を塞いでしまうと、屋上に雨水が長時間滞留する原因になり、放ってしまうと押えコンクリートや防水層へのダメージが蓄積されてしまいます。
特にドレンや伸縮目地に草が生えていたり苔がある場合は湿気を含んでいる証拠ですので、注意が必要です。
ドレン周りは常に綺麗にしておくことが屋上防水にとって大切だと覚えておくと良いでしょう。
腐食が広がり金属が脆くなってしまうのを防ぐ為にも、軽度な内に錆を落とし塗装メンテナンスで塗膜保護を復活させ錆の進行を止めるのが最適です。
伸縮目地の劣化状況から通気緩衝工法によるウレタン防水工事とドレン交換をお客様にご提案いたしました。
押えコンクリートは防水層が見えないので原因特定しにくいのが難点ですが、20年以上メンテナンスしていないとのことですからアスファルト防水の耐用年数も寿命を迎える頃合いです。
雨漏りする前に不安因子はしっかり取り除いて建物を守ることが大切です。
近年、一軒家でも屋根が陸屋根のお住まいが増えてきています。
それぞれ屋根の形状、状態、施工方法によって最適な工事方法は様々あり、間違った施工やDIYによる補修によって状態を悪化させてしまったケースも現場でよく目にします。
まずはお住まいの状態を知ること。そして信頼できる業者さんにお願いすることをすべてのお客様におススメしています。
街の外壁塗装やさんでは、まずは点検だけでも承っておりますのでお住まいに不安なことがあればいつでもご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年03月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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