今回は大田区上池台にあるお住まいに点検へ伺った様子をご紹介します！築15年ほどのお住まいで、外壁の窯業系サイディングに汚れや色褪せが目立ってきたとのことです。今まで外壁塗装などは行ってこなかったそうですので、年数的にはメンテナンスの時期ですね。それではお住まいの様子を見ていきましょう！
外壁はレンガ調のサイディングとモルタル調のサイディングを組み合わせたおしゃれな構成です。レンガ調のサイディングをよく見てみると所々色が禿げたように白くなっていますね。どうやら色褪せが起きているようです。
さらに、玄関付近のサイディングには、表面が削れたように剥がれてしまっている箇所もあります。これらは経年劣化によって表面の塗膜が劣化することで起きる代表的な症状です。築15年で外壁塗装によるメンテナンスを行ってこなかったということで外壁全体でこうした症状が出ている状態でした。
お住まいの北面はモルタル調のサイディングになっていました。こちらは日当たりの悪い上に植物も茂っており、ジメジメとしています。そんな北面の外壁は黒い汚れが広がっていますね。さらに劣化のサインである、チョーキング現象も確認できました。
外壁の塗膜は劣化すると撥水性がなくなってしまいます。そうなるとジメジメとした環境にある外壁材は水分を吸ってしまい、苔やカビなどといった汚れが付きやすくなってしまいます。
記事内に記載されている金額は2023年11月21日時点での費用となります。
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