瓦屋根は丈夫で長持ちする屋根材として人気がありますが、「メンテナンスフリー」という訳ではありません。
瓦そのものは耐久性に優れていても、漆喰や下地部分は劣化が進みやすく、放置すると雨漏りなどの大きなトラブルにつながります(>_<)

この記事では瓦屋根の特徴や劣化のリスク、そして代表的なメンテナンス方法である漆喰工事について解説いたします！

瓦屋根はどんな屋根材？特徴・メリット

瓦屋根は日本の伝統的な屋根材として、長い歴史の中で多くの住宅に採用されてきました。
見た目にも重厚感があり、和風住宅はもちろん洋風建築にも調和するデザイン性の高さが魅力です(#^^#)

瓦の最大の特徴は、その耐久性と耐候性にあります。
陶器瓦やいぶし瓦などは、基本的に塗装メンテナンスを必要とせず、数十年単位で使用することができる優れた屋根材です。

また断熱性・遮音性も高く、夏の暑さや冬の寒さを和らげてくれる効果も期待できます

瓦屋根は「メンテナンスフリー」は嘘！？劣化症状やリスク

「瓦はメンテナンス不要」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか？
実際、瓦自体は長寿命ですが、屋根全体を見たときには決して“完全にメンテナンスフリー”というわけではありません！

瓦屋根で注意すべきは、瓦の下地部分や漆喰、固定している部材の劣化です。
特に漆喰は経年劣化でひび割れたり剥がれたりしやすく、そこから雨水が浸入すると、屋根内部の木材を腐らせる原因になってしまいます(>_<)

また瓦のズレや割れも要注意です。
強風や地震で瓦が少しずつ動き、隙間が生まれると雨漏りのリスクが一気に高まります。

つまり「瓦そのものは丈夫でも、周囲の部分は定期的な点検や補修が必要」というのが本当のところです。
瓦屋根も他の屋根材と同様、定期的な点検・メンテナンスは必要不可欠です！

瓦屋根のメンテナンス方法「漆喰詰め直し工事」

瓦屋根の代表的なメンテナンスといえば、「漆喰工事」です。
漆喰は主に棟瓦の瓦と瓦を固定し、雨水の侵入を防ぐ役割も担っています。

しかし、一方で劣化が進行するとボロボロと剥がれてしまい、瓦のズレや浸水被害を招くリスクとなります。

そのため、劣化した漆喰を一度撤去して新たな漆喰を詰め直す「漆喰詰め直し」工事を行っていくことが大切となります。

漆喰工事はおおむね10年～20年ごとに必要と言われています。
「漆喰が色あせている気がする…」「庭に白い塊が落ちている…」と言った場合は瓦屋根の漆喰が劣化している可能性がありますので、まずは点検を依頼しましょう！

まとめ

瓦屋根は耐久性に優れ、日本の住宅に長く採用されてきた屋根材です。しかし、丈夫でありつつも「メンテナンスフリー」とは言えず、漆喰の劣化や瓦のズレを放置すると雨漏りの原因になってしまいます。

定期的な点検と漆喰工事を行うことで、安心して長く住み続けることができます(^^♪
漆喰のお困りごとも、ぜひ街の外壁塗装やさんへご相談下さい！

　記事内に記載されている金額は2025年08月25日時点での費用となります。
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