今回は、大田区南六郷にあるALC外壁のお住まいで、
「外壁の色褪せが気になる」とのことで点検に伺いました。早速その様子を見ていきましょう!
まず外観をざっと見てみます。所々
外壁の色が褪せていますね。その色の違いは引いてみるとよく分かります。外壁を指で擦ってみると、黒い手袋に
白い粉がつきました。これは
チョーキング現象と言い、外壁表面の塗料の顔料が、
紫外線を受けて劣化することで生じる現象です。これが起きていると
塗膜が劣化しているサインです!撥水性が落ちて吸水しやすくなったり、色褪せはもちろん、汚れの付着も進んでしまいます。
日当たりの悪い北側の外壁を見てみると、緑色に汚れていますね。これは
苔や藻が生えてしまっているようです。外壁材が
吸水して苔や藻が生育しやすい環境になってしまっているようです。こちらの面は劣化が進んでいるようで、外壁材が吸水、乾燥を繰り返したために
ひび割れてしまっています。このままではひび割れから雨水が染み込んで
雨漏りにつながる可能性があります。
今回は、色褪せや苔、藻の発生という劣化症状に伴って、外壁材のひび割れが生じていましたので、ひび割れの補修をするとともに、外壁塗装のメンテナンスをご提案しました。外壁塗装をすることで撥水性の回復、美観性の向上、劣化症状の防止ができるでしょう。ひび割れ部分はシーリング材を充填することで埋めていき、その上から外壁塗装という流れになります。
ALC外壁は吸水しやすい外壁材ですので、塗装に用いる塗料は透湿性が高いものを使用していきます。これで外壁材中の水分を外に逃すことができ、塗装後の塗膜の膨れといった不具合を防止できるんです。
頑丈で耐久性が高いというイメージのあるALC外壁ですが、メンテナンスを怠るとどうしても不具合は起きてしまいます。定期的なメンテナンスを心がけるようにしましょう!
記事内に記載されている金額は2023年10月23日時点での費用となります。
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