
こんにちは、街の外壁塗装やさん熊本店です。
今回は、上天草市で現在進行中のサイディング外壁塗装工事から、下塗り工程の様子をお届けします。
上天草市といえば、美しい海に囲まれた天草の玄関口。
しかし、住宅にとっては潮風による塩害や紫外線の影響を受けやすい、なかなか過酷な環境でもあります。
そんな上天草市だからこそ、外壁塗装の「下塗り」が持つ意味は特別に大きいのです。
「下塗りって、結局あとから見えなくなるんでしょ?」
そう思う方も多いかもしれません。
ですが、この見えなくなる1層にどれだけ手間をかけるかで、塗装が5年持つか10年持つかが変わってくると言っても過言ではありません。
この記事では、今回の現場で実際に使用した塗料や道具の選び方、そして上天草市の住宅ならではの注意点まで、現場のリアルな目線で詳しくお伝えしていきます。
1級塗装技能士の代表が手がける——当店の下塗りへのこだわり

街の外壁塗装やさん熊本店の代表は、実務経験15年以上のベテラン職人であり、国家資格である1級塗装技能士を保有しています。
1級塗装技能士は、塗装に関する知識と技術を国が認定する資格で、実技試験と学科試験の両方に合格する必要があります。
下塗り1つとっても、塗料の選定・希釈率・塗布量・乾燥時間の管理・ローラーの動かし方まで、資格を裏付ける確かな技術に基づいて施工しています。
また、当店の代表はデザインセンスにも定評があり、お客様のお家の色選びの際に喜んでいただけることが多いのも特長です。
今回の白×青のツートンカラーも、お客様と何度もお打ち合わせを重ねたうえで決定したもの。
下塗りの色選び(透明 or ホワイト)まで仕上がりのイメージから逆算して提案できるのは、塗装の技術とデザインの両方を熟知しているからこそです。
「塗装は下塗りが8割」という言葉がありますが、当店はその8割に全力を注ぎます。
完成後には見えなくなる工程だからこそ、手を抜かない。それが、私たちが上天草市のお客様にお約束する施工品質です。
そもそも「下塗り」とは?——塗装の土台をつくる最初の1工程
外壁塗装は一般的に「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りで仕上げます。
このうち下塗りは、外壁材(今回はサイディングボード)と仕上げの塗料をしっかり密着させるための接着剤のような役割を果たす工程です。

下塗りが不十分な場合、どんなに高級な仕上げ塗料を使っても、早ければ2〜3年で塗膜が浮いたり剥がれたりしてしまいます。
逆に、下塗りさえしっかりしていれば、上塗り塗料の性能を最大限に引き出すことができます。
特にサイディング外壁の場合は注意が必要です。
窯業系サイディングボードは経年によって表面の塗膜が劣化し、素地がスポンジのように塗料を吸い込んでしまう状態になっていることがあります。
この「吸い込み」を放置したまま上塗りを重ねると、色ムラや塗膜のひび割れの原因になります。
下塗りには、この吸い込みを抑えて外壁の表面を均一に整え、中塗り・上塗りがきれいに乗る状態をつくるという、地味ながら極めて重要な使命があるのです。
上天草市の海沿い住宅で”下塗り”がより重要な理由
上天草市は天草諸島の東部に位置し、有明海や八代海に面したエリアです。
美しい景観の反面、海から運ばれてくる潮風は住宅の外壁にとって大きなダメージ要因となります。
塩分が外壁に付着し続けると、塗膜の劣化スピードが内陸部に比べて格段に早まります。
塗膜が劣化した状態で雨水が浸入すれば、サイディングボード自体の反りやひび割れにもつながりかねません。
こうした環境だからこそ、下塗りで外壁材と仕上げ塗料のあいだに強固な橋渡しをつくることが重要です。
密着力の高い下塗り材を選ぶことで、潮風による剥離リスクを最小限に抑えることができます。
今回のお客様も海からの距離が比較的近いお宅で、外壁には色褪せや軽微なチョーキング(触ると白い粉がつく現象)が確認されていました。
まさに下塗りの質が仕上がりの耐久性を大きく左右するケースです。
今回の下塗りで使用した塗料:日本ペイント「ファインパーフェクトシーラー」

今回の現場で下塗りに採用したのは、日本ペイントの「ファインパーフェクトシーラー」です。
この塗料は、正式には「弱溶剤2液高付着浸透形ハイブリッドエポキシシーラー」という名称で、塗装のプロのあいだでは万能シーラーと呼ばれることもあるほど、信頼性の高い下塗り材です。
なぜこの塗料を選んだのか
ファインパーフェクトシーラーの最大の特長は、無機・有機ハイブリッド技術によって開発された特殊エポキシ樹脂にあります。
これにより、サイディングボードはもちろん、モルタル、コンクリート、木部、鉄部など、ほぼすべての外壁素材に対応できます。
特に窯業系サイディングとの相性においては、従来のシーラーでは十分な付着力が出にくかった「高意匠サイディングボード」(無機系や光触媒コーティングが施されたサイディング)にも対応している点が大きな強みです。
表面の活性状態に左右されず安定した密着力を発揮するため、現場での塗料選定に迷う心配がありません。
もうひとつの理由は、浸透性と含浸補強性の高さです。劣化してスカスカになったサイディング表面に深く浸透し、素地を内側から補強しながら密着するため、経年劣化が進んだ外壁にも安心して使えます。
上天草市のように厳しい環境下の住宅には、まさに最適な下塗り材と言えるでしょう。
当店の上塗りにはファインパーフェクトトップを使用する予定で、同じ日本ペイントのパーフェクトシリーズ同士の組み合わせは、メーカーが推奨する最も安定した塗装システムです。
下塗りから上塗りまでの相性を考慮した塗料選定も、私たちが大切にしている工程のひとつです。
透明シーラーを選んだのには理由がある——仕上がりの発色を計算した下塗り

ファインパーフェクトシーラーには「透明」と「ホワイト」の2色があります。
今回は透明タイプを採用しました。
この選択には、仕上がりのデザインが関係しています。
今回のお客様のお宅は、最終的に白と青の2色で塗り分けるツートンカラーに仕上げる予定です。
下塗りにホワイトを使うと、その白さが上塗り塗料の色味に影響を与えることがあります。
特に青のような鮮やかな色を使う場合、下地のホワイトが透けて色が想定より薄く見えてしまうケースがあるのです。

透明シーラーであれば、既存の外壁色を活かしながらフラットな下地をつくれるため、上塗りの発色がクリアに出ます。
お客様が色見本で選んだ「あの青」が、そのまま外壁に再現されるわけです。
こうした細かな色の計算は、経験のある職人でなければ判断できない部分です。
今回のお客様にも「そんなところまで考えてくれるんですね」と驚いていただきました。
短毛ローラーによる手塗り、均一な塗膜をつくるための道具選び

下塗り工程で使用したのは、短毛ローラーです。
ローラーには毛足の長さによって「短毛」「中毛」「長毛」の種類があり、塗る面の�凹凸や塗料の種類に合わせて使い分けます。
短毛ローラーは塗料の含みが少なく、薄く均一に塗れるのが特長で、サイディングのようにある程度フラットな面の下塗りには最適な道具です。
毛足が長いローラーを使うと、塗料が多く乗りすぎてダレ(塗料が垂れること)の原因になったり、乾燥後に塗膜がデコボコになったりするリスクがあります。
下塗りは「薄く、均一に、ムラなく」が鉄則です。

今回の現場では、ローラーを一定の速度と圧力で丁寧に転がしながら、サイディングの目地まわりや窓際の細かい部分も1か所ずつ確認して塗り進めました。
ファインパーフェクトシーラーは無希釈(薄めずに使う)が基本の塗料ですので、原液のままローラーに含ませ、塗りムラが出ないよう慎重に施工しています。
このように、塗料だけでなく「何を使ってどう塗るか」まで考えて初めて、下塗りの本来の性能が引き出されるのです。
塗装工事の品質は「見えない部分」で決まる
外壁塗装と聞くと、どうしても「何色にするか」「仕上がりの見た目」に意識が向きがちですが、実は塗装の品質を左右するのは目に見えない部分です。
下地処理は丁寧に行われたか。下塗り材は下地に合ったものを選んでいるか。
塗料の希釈率は規定値を守っているか。
乾燥時間は十分に取っているか。
こうしたひとつひとつの「見えない工程」の積み重ねが、5年後、10年後の外壁の状態を大きく分けます。
今回の宇城市の現場では、モルタル外壁の弱点であるクラックに対応するためにアンダーフィラー弾性エクセルを下塗りに、紫外線による劣化を長期間抑えるためにラジカル制御塗料パーフェクトトップを上塗りに、そして金属部には専用の錆止めをと、箇所ごとに最適な塗料を使い分けることで、お家全体を総合的に保護する塗装を実現しました。
塗装工事が完了したとき、下塗りは見えません。でも、そこに差が出ます
外壁塗装の工事が終わったとき、お客様の目に映るのは美しい白と青のツートンカラーの外壁だけ。
下塗りがどんな塗料で、どんな道具で、どれだけ丁寧に塗られたかは、見た目からはわかりません。
しかし、3年後、5年後、10年後の外壁の状態には確実に差が出ます。
下塗りを丁寧に施工した外壁は、色褪せにくく、塗膜が剥がれにくく、汚れもつきにくい。
つまり「長くキレイが続く家」になるのです。
上天草市のように潮風を受ける環境であればなおさら、目に見えない下塗りの品質が、お家の寿命を左右します。
今後もこの現場の中塗り・上塗り工程を引き続きブログでご紹介していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
街の外壁塗装やさん熊本店が選ばれる理由
◎ 地域密着7年、施工実績10,000棟以上
◎ 一級塗装技能士を含む自社職人が施工
◎ Googleレビュー☆5の高評価
◎ 電話1本で最短即日訪問のアフターフォロー
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記事内に記載されている金額は2026年06月04日時点での費用となります。
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