
今回の工事を担当させていただいたのは、弊社代表の富野誠です。
塗装業界での実務経験は15年以上を数え、現場で培ってきた確かな技術と知識でお客様の住まいを守ってきました。 国家資格である「1級塗装技能士」を保有しており、塗装に関する高度な知識と技能が国に認められた証です。
「お客様の大切な住まいだからこそ、ごまかしのない仕事を」をモットーに、 誠実な対応と明るい人柄でお客様から多くのご好評をいただいております。 工事に関するどんな小さなご質問にも、丁寧にお答えいたしますので、ご安心してお任せください。

今回の現場は、熊本市南区にある築13年・建坪35坪の戸建て住宅です。
お客様はコーキングの劣化をきっかけにご相談くださり、外壁塗装・コーキング打ち替えとあわせて、付帯部の塗装も行っています。
この住宅の付帯部には軒天、雨樋、シャッターケース、水切りがありますが、いずれも色褪せが見られる状態でした。
今回は、その中でも特に色褪せが激しかった軒天と雨樋の2箇所を塗装します。この記事では、まず軒天の塗装についてご紹介します。
軒天は普段あまり意識して見上げることのない場所ですが、玄関先やベランダの下など、ふとした瞬間に目に入る部分です。
色褪せが進んでいると、せっかく外壁がきれいに仕上がっても、全体の印象がどこか古びて見えてしまいます。
軒天とは、屋根が外壁よりも外側にせり出した部分(軒)の裏側にある天井面のことです。
正式には「軒天井(のきてんじょう)」と呼ばれ、略して「軒天」と呼ばれています。
軒天には、いくつかの重要な役割があります。
まず、屋根の構造材(垂木や野地板など)を隠して外観を美しく整える意匠的な役割です。
次に、屋根裏への雨水や風の侵入を防ぐ防水・防風の役割。
そして、万が一の火災の際に屋根裏への延焼を遅らせる防火の役割も担っています。
軒天の塗装を省略すると、塗膜が劣化して防水性が失われ、軒天材そのものが湿気を吸って傷んでいきます。
軒天材が傷むと、隙間から雨水が屋根裏に侵入したり、湿気がこもって下地材の腐食やカビの発生につながるリスクもあります。
また、外壁や屋根の塗装と同じタイミングで塗装するのが効率的です。
足場がある間に一緒に施工すれば、付帯部だけのために改めて足場を組む費用を省くことができます。
さらに、外壁と付帯部を同時に塗装することで、色の統一感が生まれ、家全体の仕上がりが格段に美しくなります。

今回、軒天の塗装に使用したのは水性ケンエースです。
水性ケンエースは、軒天塗装で広く使用されている信頼性の高い塗料で、いくつかの優れた特徴を持っています。
まず、水性塗料のため臭いが少なく、お客様の生活空間に近い軒天の塗装に適しています。
溶剤系の塗料と比べて刺激臭が抑えられるため、工事期間中のお客様の快適さにも配慮できます。
次に、防カビ性能に優れている点です。
軒天は日が当たりにくく湿気がたまりやすい場所のため、カビが発生しやすい箇所でもあります。
水性ケンエースには防カビ機能があり、塗装後のカビの発生を抑制してくれます。
さらに、仕上がりの美しさも特徴です。
ムラになりにくく、均一で滑らかな塗膜を形成します。

作業は、軒天の表面を確認し、下地の状態を整えたうえで塗装に入ります。
軒天は頭上での作業となるため、常に上を向いた体勢での塗装が続きます。
足場の上で見上げながらの作業は、体力的にも集中力が求められる工程です。

軒天は外壁との取り合い部分(境目)の仕上がりが重要です。
外壁の上塗りが終わってから軒天の塗装を始めてしまうと取り合い部分が曖昧になってしまうので、弊社では外壁の中塗りが終わった段階で軒天の塗装をします。
そうすること軒天の塗装が多少外壁にはみ出しても外壁の上塗りで見えなくなるので余分に養生をしなくて良くなります。
付帯部は普段あまり意識しない箇所だけに、塗装の必要性をお客様にご説明する場面が多い部分です。
今回も、なぜ軒天と雨樋を塗装するのか、足場がある今のうちに一緒に施工するメリットなどをお伝えしています。
軒天は外壁ほど広い面積ではありませんが、玄関ポーチの天井やベランダの裏など、意外と目に入りやすい場所にあります。
外壁が新しく塗り替えられた状態で軒天だけ色褪せが残っていると、かえってその差が目立ってしまうことがあります。
付帯部も一緒に塗装することで、家全体に統一感のある美しい仕上がりが生まれるのです。
軒天の塗装が完了すると、色褪せていた軒天がすっきりと明るい表情に変わりました。
塗装前は年月を感じさせるくすんだ色合いだった軒天が、水性ケンエースの均一な塗膜によって清潔感のある仕上がりになっています。
外壁のファインパーフェクトトップで新しく仕上がった外壁と、きれいに塗り替えられた軒天が調和し、家全体の印象がぐっと引き締まった感じがします。
軒天は面積としてはそれほど大きくありませんが、塗装するかしないかで家全体の完成度がまったく違ってくるのです。
水性ケンエースの防カビ性能により、日が当たりにくく湿気がたまりやすい軒天裏のカビ発生リスクも抑えられます。
美観の向上だけでなく、軒天材の保護という機能面でも、塗装の効果は大きいと言えます。
今回の工事全体の総費用は86万円、総施工日数は10日間です。
この中に付帯部塗装(軒天・雨樋)の費用も含まれています。
今回の現場では、付帯部の塗装箇所が軒天と雨樋の2箇所のみと少なかったことも、全体の費用がリーズナブルに収まった理由のひとつです。
シャッターケースや水切りは色褪せが見られたものの、軒天や雨樋ほどの劣化には至っていなかったため、今回は塗装を見送りました。
本当に必要な箇所に絞って施工することで、無駄のない費用配分を実現しています。
付帯部をすべて塗装するかどうかは、現場の劣化状態に応じてその都度判断し、お客様にとって最適なプランをご提案するようにしています。
軒天の塗装にかかる作業時間は、住宅の軒天の面積にもよりますが、比較的短時間で完了する工程です。
塗装後は塗膜の乾燥時間を確保し、次の雨樋の塗装へと進みます。
次回は、雨樋の塗装の様子をお届けします。
今回の現場の付帯部塗装は、軒天と雨樋の2箇所。次回の雨樋塗装がこの現場の最終工程となります。
雨樋は外壁のすぐ近くにある付帯部だけに、色の統一感が仕上がりの印象を大きく左右します。
どのような塗料で、どのように仕上げたのか、ぜひ続けてお読みください。
今回は、熊本市南区での外壁塗装工事における軒天塗装の様子をお伝えしました。
軒天は、外壁と屋根の境目を覆い、雨水の侵入防止や防火など大切な役割を担っている付帯部です。
目立たない場所ではありますが、色褪せたまま放置すると、せっかく塗り替えた外壁との差が目立ち、家全体の仕上がりの完成度が下がってしまいます。
今回の現場では、水性ケンエースを使用して色褪せた軒天を塗装し、家の表情を明るくリフレッシュしました。
熊本市南区をはじめ熊本県内で塗装工事をお考えの方は、外壁だけでなく付帯部まで丁寧に仕上げる私たちに、ぜひお気軽にご相談ください。
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記事内に記載されている金額は2026年07月04日時点での費用となります。
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