高圧洗浄を実施して、汚れやサビ、劣化した塗膜などを削り落として行きます。
高圧洗浄では落としきれないサビや密着性向上の為に、鉄部のケレン掛けを行います。
塗膜の劣化やサビが広がっていた為時間は掛かりますが、しっかりとケレン掛けします。
ケレン掛けを行う目的は主に2つあります。
一つ目は塗装する面を整える事です。塗料は構造物や建築物を保護する為に施されますが、塗膜がしっかり密着されている必要があります。
異物の上からいくら高性能な塗料を塗っても期待した効果が発揮されません。
二つ目は凹凸を付けて塗料の付着を良くする事です。わずかな凹凸が出来ることにより、表面積が広くなり剥がれにくくなります。
塗膜を長期間美しく保つためにも、余分な汚れやサビを取るのと同時にわざと凹凸を付けていくことも、ケレン掛けを行うもうひとつの理由となります。
ケレン掛けが終わりましたら、次にサビ止め塗装となります。
サビ止め塗装はサビが発生しないようにする予防の目的と、もしサビが発生してしまったた時の抑止の目的で行います。
錆止め塗料とは金属の腐食を防ぐ為の塗料になります。
今回は1液ハイポンファインデクロを使用します。
2液変性エポキシ樹脂塗料と同等の防錆力があるターペン可溶1液サビ止め塗料となります。
環境配慮形で安心の高防錆力です。
次に、上塗り1回目と2回目の施工になります。
今回使用した上塗り材はファインウレタンU100になります。
弱溶剤のウレタン樹脂エナメルとなります。
優れた塗り替え適正があり、様々な旧塗膜に適正があります。
上塗り2回目が完了しました。
艶の光沢があり、キレイに仕上がりました。
記事内に記載されている金額は2024年08月20日時点での費用となります。
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