築15年で窯業系サイディング外壁の自宅で、目地コーキングが全体的に割れてきてしまっていて雨漏れしてこないか心配だから点検してほしいとのことで、すぐに予定を変更してお伺いしました。
点検したところ、建物全体のコーキングがほとんどひび割れしてしまっていて、中にはすでにコーキング自体なくなってしまっているところもありました。
目地コーキングがひび割れしてきた場合、雨水や湿気が外壁内部に浸入しやすくなります。このことは、外壁の劣化やカビの発生を引き起こす可能性があるのでなるべく早めの修繕が必要です。
このひび割れが進行すると、コーキングの密封性が低下し、外壁の保護が損なわれる可能性があります。外壁の寿命を延ばし、外壁の美観を保つためにも、ひび割れた目地コーキングは早めに修繕することが重要です。
目地コーキングを打ち替えする際に、古いコーキング撤去の工程では、古いコーキングを完全に取り除くことが非常に重要です。古いコーキングを残したまま新しいコーキングを充填すると、新しいコーキングがうまく密着せず、剥がれてしまう可能性があります。
そのため、古いコーキングを丁寧に取り除くことで、新しいコーキングが適切に設置され、劣化や漏水のリスクを軽減することができます。また、古いコーキングを取り除く際には、建物の造りや素材によっては注意が必要であり、慎重な作業が求められます。外壁やサッシを傷つけないように作業していきます。
マスキングテープを使用して養生することは、補修箇所以外にコーキング材がつかないようにするために重要です。
養生が完了したらプライマーを塗布する工程です。この作業は、コーキング材の密着性を高めるために必要です。プライマーを塗布することで、コーキング材がしっかりと接着し、持ちが良くなります。そのため、丁寧にマスキングを行い、プライマーを塗布することで、コーキングの効果を最大限に引き出すことができます。
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記事内に記載されている金額は2024年07月19日時点での費用となります。
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