今回ご紹介させて頂くのは、サイディングボードへの適切な塗装（下塗り材）についてお話させて頂きます。
【サイディングボードとは？】
不燃材料として国に認められた材料で作られた外壁材です。
不燃材料の特徴として、セメント樹脂などで作られているので【燃えにくい】というメリットがありますが
【熱を保ちやすい】とも言われております。
だからといって、サイディングボードが良くないということではありません。
問題なのは、お家を建ててから１０年・２０年経ったあとに塗り替える際
【適切な塗料を使用して施工しているか】が重要になってきます！！
先ほどサイディングボードは【熱を保ちやすい】とお話しましたが
塗料には、弾性・微弾性などの様々な種類があります。
今回の施工にて使用させて頂いた塗料は、
日本ペイントの【パーフェクトサーフ】というサイディングボード専用の下塗り材です。
なんで専用の下塗り材を使用して施工するのか、ご説明致します。
まず、【微弾性塗料】や・【弾性塗料】とは
下地の細かいクラック（ひび割れ）などを補修しつつ、仕上げ塗料材との密着を高める下塗り材です。
これだけ聞けば、この塗料でいいじゃん！と誰しもが思いますが・・。
熱を保ちやすいサイディングボードに対して【微弾性塗料】・【弾性塗料】を塗装してしまうと塗膜が熱によって膨張してしまうのです。
せっかく塗装しても、膨れてきて、穴が開きそこに水や湿気が入ってしまい
施工を１からやり直さないといけなくなってしまいます。
【パーフェクトサーフ】
サイディングボード用下塗り材は、細かいクラック（ひび割れ）を補修できるだけの強い塗膜も持ち
仕上げ塗料との密着性にも優れている塗料です。
しかしサイデイング専用なので【モルタル壁】やカチオン系には不適切となります。
これらの事から、適切な塗料選びが必要だと言えます。
塗装を依頼する際は、これらの事を丁寧に・確実に施工できる業者選びを心がけて下さい♪
記事内に記載されている金額は2024年07月31日時点での費用となります。
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