コンクリート塀の塗装を実施しましたのでご紹介していきます。
写真は工事前の写真になります。
今回使用した塗料は、アイカ工業株式会社のジョリパッドアルファJP-100になります。
ジョリパッドアルファの主な特徴は、防藻・防カビ性能に優れております。
汚れ防止・ひび割れ防止の機能にも優れており、塗膜が水に馴染みやすく、汚れの付着を防いでくれる為、美観を長期間に渡り保ってくれます。
高圧洗浄が終わったら、下塗りを実施していきます。
下塗りはセーフシーラーJS-800（1液水系カチオンシーラー）を使用しました。
高圧洗浄で下地に付着している塵やほこり、土汚れなどを落としていきます。
シーラーを塗布していくことにより、下地と塗料の密着性を高めて上塗り材の定着を良くします。
また、浮きや剥がれの防止にもなります。
シーラーの塗布が完了しましたら、次は主剤の下塗り（上塗り1回目）となります。
次の工程でキレイに仕上がる様に、金ゴテにて平滑に仕上げていきます。
主剤を金ゴテにて配り塗りをしたら、いよいよパターンを付けていきます。
今回はコンクリートの冷たい雰囲気ではなく、職人さんの手作りで仕上げた温かい雰囲気を目で楽しみたいというご要望で、金ゴテにて扇仕上げでパターンを付ける事となりました。
因みに今回選ばれた色はアイカ工業株式会社のT1703（明るいクリーム色）になります。
パターン付けが完了し、キレイに仕上がりました。
コンクリート構造物もひび割れや変形のような劣化が生じます。
何もせずにひび割れを放置すると、ひびから侵入した水分によって内部の鉄筋の腐食に繋がったり、コンクリートの耐久性の低下を招いたりします。
塗装工事前は藻の付着やヘアークラックなどが見られましたが、
ジョリパッドアルファが汚れの付着やひび割れを防いでくれる為、美観を長期間に渡り保ってくれるでしょう。
記事内に記載されている金額は2024年08月02日時点での費用となります。
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