
今回こちらの擁壁の劣化症状が気になるとのことでお問い合わせをいただきました。しっかり現場調査をしていきたいと思います。
擁壁の劣化症状を判断する際には、いくつかのポイントをチェックすることが重要になります。
①前傾(はらみ):擁壁が前方向に傾いている場合、安定性に問題がある可能性があります。特に大きな傾斜は注意が必要になります。
②亀裂:擁壁の表面に亀裂が見られる場合、構造的な問題がある可能性があります。亀裂が広がっている場合は、早急な対処が必要です。
③内側の盛り土の陥没:擁壁の内側に盛り土がある場合、その盛り土が陥没しているかどうかを確認してください。陥没が進行している場合、擁壁の安定性に影響を及ぼす可能性があります。
④地割れ:地割れが擁壁の近くに見られる場合、地盤の変動が擁壁に影響を与えている可能性があります。
⑤伸縮目地の開き:新手記目地(石積みの隙間)が開いている場合、擁壁の安定性に問題がある可能性があります。
これらの兆候が見られる場合、専門家による補修を検討することをお勧めいたします。
補修された箇所もモルタルが捲れてきている状態です。擁壁の自己補修は慎重に行う必要があります。特に今回のように捲れてきている状態は、擁壁の安定性に影響を及ぼしてしまう可能性がありますので注意が必要になります。弊社からのご提案としては、補修されている部分を全部撤去させていただき、擁壁表面を綺麗に清掃していきます。新しくモルタルを塗布するためにホコリや汚れを綺麗に取り除きます。そして2回に分けてモルタルを全体的に塗布していきます。塗布した後は完全に乾燥させていき乾燥したモルタルの表面を滑らかに仕上げて完成になります。
記事内に記載されている金額は2024年04月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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