□不陸調整とは□
専用材料を使用して下地を平滑にする作業の事を言います。工程の途中で下地に凸凹が確認された場合、そのまま次の工程に移ってしまうと仕上がりに影響が出てしまいます。そのため、不陸調整剤と呼ばれる材料で、不陸を整えていきます。不陸調整の方法は、凸部分を削るか、凹部分を埋めるかの２種類の方法があります。
②雨漏り防止：下地が平坦でないと、防水層と下地の間に隙間が生じ、そこから雨水が侵入する可能性があります。不陸調整を行うことで、こうした隙間を無くし雨漏りを防ぐことができます。
③施工の品質向上：不陸調整を適切に行うことで、防水工事全体の品質が向上します。下地が平坦であると、防水層の施工がスムーズに進み、仕上がりも美しくなります。
④建物の耐久性向上：防水層がしっかりと機能する事で、建物全体の耐久性が向上します。雨水の侵入を防ぐことで、建物の構造部分が劣化するのを防ぎ、長寿命化に寄与します。
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