
築40年近くの建物です。外壁は経年劣化でひび割れが発生しています。

窓のサッシ廻りから壁を伝うように黒い線が見れます。これは壁が雨水を吸っている証拠です。劣化によって表面の塗膜は剥がれ、粉が吹き壁が水分を吸収しようとしています。

建物の裏側の1F部分はトタン板の倉庫が増設されています。かなり経年劣化が進み、錆がでている状況です。

屋上の劣化状況も著しく劣化しています。既存がアスファルト防水ですが、亀裂が目立ちます。なにかしらの防水工事をする必要があるでしょう。

ところどころ防水層が剥がれてきているのがわかります。これでは、雨漏りしていてもおかしくありません。

四つの支柱からなるタンクもあります。ブロック部分は色が変わっています。

なにか物置などをおいていた形跡があります。ブロックが並べられています。これも撤去する必用があります。ブロックは下地とくっついていて簡単にとれそうにありません。

お話を聞く限り雨漏りしているようなので、早めの防水工事をしたほうがいいです。雨漏れが進むと内装工事の費用がどんどんと高くなっていきます。クロスの張替えや、モルタルの補修、天井の張替えなど、内装費用だけでも高額になってしまいます。

今回は築40年間一度も塗装されていないだけあって下地の状態が悪いので洗浄をする前に下塗りやひび割れの補修工事をする必要があります。先に洗浄をしてしまうと雨漏れしてしまう可能性があるので、工程の順序を逆に変えます。通常は洗浄してから、乾かして、下塗りをしたほうがいいです。
記事内に記載されている金額は2017年11月17日時点での費用となります。
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