世田谷区桜丘にお住いのお客様よりお問い合わせ頂きまして現地調査にお伺いさせていただきました!既存屋根材はスレートでアスベスト含有スレートのニューコロニアルが使用されておりました。
基本的に屋根の塗装を行う際には塗装が可能なものかの判別が重要です!
今回のスレートは丈夫なものなので塗装に十分耐えられます。
さて、屋根の塗装工事を行う際に絶対にやらなければならない作業があることをご存知でしょうか?スレートのみならず屋根材は重ね部分に隙間が開くように施工されております。この隙間は内部に吹き込んだ雨水を排出するための出口になりますので開いた状態をキープする必要がございます。
塗装をするとその隙間が埋まってしまいますので縁切りという作業を行い隙間を開ける必要があるのです!
タスペーサーという部材を挟み込むか、スレートが反っていてタスペーサーが挟み込めないのであれば手作業で縁切りを行います!
おやっと思うような施工がなされておりました、、、
屋根をくまなく見ていくとおやっと思うような施工がされている箇所がちらほらとございました。上記の写真でスレートに釘を打っている箇所があるかと思います。
屋根に対して垂直に釘を打っているこの工法は脳天打ちといって基本的にはNGな施工方法です。
垂直に打たれた釘は屋根材だけでなく防水紙も貫通しておりますのでここから雨水が入ってしまうと雨漏りにつながってしまいます(´-ω-`)
表面をシールで隠してはいましたがシールも屋根の上では劣化してしまいますので雨水にさらされて錆が生じて錆汁が流れてしまっている箇所もございました。脳天打ちはリスクしかないといっても過言ではない施工方法になります。
棟板金を補修してもらったというお客様よりお問い合わせ頂くとたまに脳天打ちで施工されていることもあります。
ただただ雨漏りのリスクを高めているだけなので絶対に脳天打ちはやめましょう!
今回は築年数も考慮して屋根の塗装だけでなく葺き替えやカバー工事のご提案もさせていただきました!
ご予算とライフプランに合わせてご提案できればと思いますので何か気になること伝えたいことあれば遠慮なくお申し付けください!
記事内に記載されている金額は2024年07月20日時点での費用となります。
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