外壁や窓の隙間などに使われている「コーキング」、実は建物の防水性を守る重要な役割を担っています!
しかし、コーキング材は経年劣化によりひび割れたり剥がれたりしてしまい、それが原因で雨漏りが発生することも(>_<)この記事では、コーキングの基本的な役割から種類ごとの特徴、劣化が進むとどのようなリスクがあるのか、そしてメンテナンス方法まで詳しく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

コーキングとは?施工箇所と役割

コーキングとは、建物の隙間や継ぎ目を埋めるために使用される樹脂系の充填材のことです。 似たような言葉に「シーリング」という言葉がありますが、どちらも同じ意味を持ちます!住宅では、主に以下の様な場所で使用されており、
・外壁材の継ぎ目(目地)
・サッシ周りや窓枠の隙間
・屋根材と外壁材の取り合い部
・ベランダやバルコニーの接合部
役割としては、「水の侵入を防いで雨漏りを防止する」、そして「建材同士の動きを吸収してひび割れを防ぐ」ことが挙げられます。
普段は地味で目立たない部分ですが、じつは建物の寿命を守る大事な部材です(#^^#)
コーキング材の種類

コーキング材にはいくつかの種類があり、使用箇所や目的に応じて使い分けられています。代表的な種類は以下の通りです。・変成シリコン系
耐久性と密着性のバランスが良く、外壁や屋根など幅広く使われます。塗装も可能なのでメンテナンスにも最適です!
・シリコン系
水回り(お風呂やキッチンなど)によく使われます。
防水性は高いのですが、上から塗装ができないため外壁には不向きです。
・ポリウレタン系
柔軟性があり、動きの多い場所に適しています。ただし紫外線に弱いため、屋外では塗装で保護する必要があります。
・アクリル系
コストは安めですが、耐久性はやや劣ります。
主に屋内用として使われています。
コーキングを施す際には、その場所に適した種類を使用することが大切です!
選定を間違えてしまいますと、すぐに剥がれたりヒビが入ったりしてしまうため用途に合ったものを選びましょう!
コーキングの劣化で雨漏りが起きる?
コーキングの劣化症状

こちらは、世田谷区等々力のお住まいで調査をさせていただいた劣化が進行したコーキングです。全体的にひび割れが目立ち、中央部には大きな亀裂が入ってしまっています(>_<)
では、どんな状態になったらコーキングのメンテナンス必要なのでしょうか?
目安となる劣化症状は以下の通りです(^^)/
〇こんな症状は注意!
・表面がひび割れている
・コーキングが痩せて隙間ができている
・触ると弾力がなく、硬くなっている
・剥がれ・めくれが見られる
一般的に10年前後がメンテナンスの目安とされていますが、太陽光の当たり具合や風雨の影響によってはもっと早く劣化する場合もありますので注意が必要です。
コーキングのメンテナンス方法

コーキングのメンテナンス方法は、以下の2つが挙げられます。打ち替え:
古いコーキングをすべて撤去して、新しく打ち直す方法。耐久性が高く、基本はこの方法で行われます。
増し打ち:
古いコーキングの上から新しい材料を重ねる方法。応急処置的な意味合いが強く、状態によっては不向きな場合もあります。
まとめ|コーキングのメンテナンスは早めの対策がカギ!
コーキングは普段目立たない場所ではありますが、実際には雨水の侵入を防ぐ非常に大切な役割を担っています。ひび割れや剥がれを放置すると、建物内部にまでダメージが及び、雨漏りや構造材の腐食といった深刻なトラブルに発展することも…。
定期的な点検と、劣化に応じた適切なメンテナンスが大切です!
街の外壁塗装やさんでは、コーキング補修工事の実績も豊富です。
点検~お見積もりの作成まで無料にて承っておりますので、お気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2025年04月10日時点での費用となります。
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