モルタル外壁のクラックは雨漏りの原因になる|八王子市川口町の実例から解説
モルタル外壁に発生したクラック(ひび割れ)は、見た目だけの問題ではありません。
特に雨漏りのリスクと直結しており、早期の対応が求められます。
この記事では、八王子市川口町で実際に確認された現場写真を用いて、モルタルクラックがどのようにして雨漏りに繋がるのかを具体的にご紹介します。
雨漏りが発生している出窓周辺

玄関横の出窓周辺から雨漏りが発生していることが確認されました。
赤い矢印で示された箇所が浸水ルートと推定されるポイントです。
見た目には問題がなさそうでも、外壁内部で雨水が回り込んでいる可能性があります。
モルタル外壁に発生した大きなクラック

出窓の下部を確認すると、明らかに幅の広いモルタルクラックが確認できました。
クラックは雨水の侵入経路となりやすく、内部の木材や断熱材が濡れることで、建物の劣化が進行します。
雨漏りの原因となった出窓上部とクラックの位置関係

この画像では、外壁に走る大きな亀裂と出窓の位置関係がよくわかります。
外壁のひび割れがサッシ周辺に達していることから、雨水が直接出窓内部へ浸入していると判断できます。
このような状況では、内装材の腐食やカビの発生にも注意が必要です。
クラック幅は7mm〜8mm

クラックスケールで測定した結果、幅は7〜8mmに達していました。
この程度の幅になると、ヘアークラック(表面的な微細なひび)ではなく構造クラックの可能性が高くなり、早急な補修が必要です。
これほどの幅では雨水が侵入し、壁内の結露や柱などの構造材の腐食も引き起こします。
室内への被害:出窓の上枠からの雨漏り

雨水の浸入により、出窓の木製枠上部が変色し、水染みが発生しています。
これは単なる雨染みではなく、内部で木材の腐朽が進んでいる可能性が高いサインです。
放置するとシロアリ被害や構造躯体への影響も懸念されるため、早急な対処が求められます。
モルタルクラックを放置するとどうなる?
モルタル外壁のクラックを放置することは、雨漏りだけに留まりません。
以下のようなリスクが想定されます:
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・室内への水染みとカビの発生
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・壁内の断熱材・下地の劣化
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・木材腐食による構造強度の低下
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・最悪の場合は外壁の剥落
特に7mm以上のクラックは構造上の危険性も考えられるため、専門業者による調査と補修が必要不可欠です。
街の外壁塗装やさんが行う対策と補修内容
街の外壁塗装やさんでは、
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・クラックの深さや構造的影響の調査
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・防水材やフィラーによるクラック補修
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・状況によっては外壁全体の再塗装や張り替え提案
を行っています。
特に八王子市川口町のように風雨が強い地域では、定期点検による早期発見が重要です。
まとめ|八王子市川口町での事例から学ぶべきこと
今回の現場調査でわかったように、モルタルクラックは雨漏りの重大な原因になります。
軽微なクラックと思って放置してしまうと、室内の腐食や躯体の劣化につながり、補修費用もかさみますので、早期発見・早期修繕が住まいを長持ちさせる最大の秘訣です!
街の外壁塗装やさんでは、現場調査から報告・補修提案まで一貫して対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年07月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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