ジンカリウム鋼板は、優れた耐食性と軽量性を誇る高性能な建材です。特に屋根材として人気があり、長期間にわたって安定した性能を発揮してくれます。
今回は、ジンカリウム鋼板の特徴やガルバリウム鋼板との違い、メリットや注意点について詳しく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^♪

ジンカリウム鋼板とは?ガルバリウム鋼板との違い

ジンカリウム鋼板は鉄鋼にアルミニウム・亜鉛・シリコンによるメッキを施し、さらに石粒が吹き付けられた素材です。耐久性・耐腐食性に優れる素材で、さらに表面に施された石粒によって意匠性の高さや機能性も向上しています。
また、ジンカリウム鋼板とよく比較されるガルバリウム鋼板ですが、じつは使用される鋼板素材の違いはありません。
そのため、ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の違いは、石粒が吹き付けられているか否かが大きな違いです!
ジンカリウム鋼板のメリット


それでは、ジンカリウム鋼板にはどのようなメリットがあるのでしょうか?以下に、それぞれのメリットをご紹介いたします。
優れた耐久性・メンテナンス性:
錆に強い金属素材をさらに石粒によって保護されている為、耐久性に非常に優れます。また、定期的な塗装メンテナンスも必要ありません。
軽量で耐震性にも優れる:
高い耐久性を備えながら、非常に軽量な素材です。
軽い屋根は耐震面にも非常に有利に働きます。
美しい外観:
表面に吹き付けられた石粒は意匠性が高く、カラーバリエーションも豊富です。
ご自身のお好みのデザインを選ぶことが出来ます。
上記の様に、ジンカリウム鋼板は金属素材素材の特有の軽量性や吹き付けられた石粒によるデザイン性やメンテナンス性の高さが大きなメリット
ジンカリウム鋼板の注意点
ジンカリウム鋼板は多くのメリットを持っていますが、いくつかの注意点もあります。まず、注意しなければならないのが石粒の落下です。
吹き付けられた石粒は、特に施工直後は落下しやすい特長があります。
年数の経過とともに次第に落ち着きますが、清掃が面倒と感じられるかもしれません(>_<)
また、ジンカリウム鋼板は表面の石粒が断熱・遮音効果を発揮する事もあり、現在断熱材一体型の屋根材は販売されておりません。
しかし、断熱材がしっかりと設置された屋根材と比較すると断熱効果は落ちる事から、別途断熱材の設置が必要となる可能性もあります。
屋根材を選定する際は、メリットと併せてデメリットをしっかりと確認した上で検討する事が大切です。
まとめ
記事内に記載されている金額は2025年07月17日時点での費用となります。
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