鉄骨階段の現状と劣化の原因

江戸川区北小岩のお住まいで、鉄骨階段のメンテナンスのご相談をいただきました。
写真のように塗装の剥がれや錆の発生が進行しており、見た目だけでなく安全性にも影響を及ぼす状態でした。
鉄骨階段は日光や雨風に常にさらされるため、経年による劣化が避けられません。
特に塗膜が劣化して防水性が失われると、鉄部分が酸化して錆が発生し、次第に腐食が進みます。
錆の進行がもたらす危険性

錆が進行すると、金属内部が膨張し、床板や踏板に穴が開く危険な状態になります。
今回の現場でも、廊下部分の床板に穴が空き、踏み抜きの危険性が確認されました。
放置すれば構造そのものの強度が低下し、最悪の場合は階段が崩落する恐れもあります。
また、鉄骨内部の錆は目に見えない箇所にも進行するため、外観だけの補修では不十分なケースもあります。
メンテナンスの基本工程

鉄骨階段のメンテナンスでは、まず既存塗膜と錆の除去が重要です。
サンダーやワイヤーブラシで古い塗膜を丁寧に落とし、素地を清掃してから次の工程に進みます。
1.ケレン作業(錆落とし)
錆や古い塗膜を除去し、塗料の密着性を高めます。
2.錆止め塗料の塗布
金属の腐食を防ぐために、エポキシ系錆止め塗料を下塗りとして使用します。
3.上塗り仕上げ
耐久性と美観を両立させるため、ウレタンやシリコン塗料で仕上げます。
屋外の鉄骨階段には耐候性・防水性の高い塗料が適しています。
定期的な塗装メンテナンスの重要性

鉄骨階段は一度塗装すれば終わりではありません。
5〜7年ごとの再塗装を目安に、定期的な点検を行うことが長持ちの秘訣です。
特に段裏部分や手すりの根元など、雨水が溜まりやすい箇所は錆が発生しやすいため、早めの対処が必要です。
錆止め塗装を適切に行うことで、鉄骨階段の耐用年数を大幅に延ばすことが可能です。
まとめ

鉄骨階段は、住まいの安全を支える重要な構造部分です。
見た目の劣化だけでなく、錆や腐食は事故につながるリスクを持っています。
江戸川区北小岩周辺でも、築年数の経った建物では同様の症状が多く見られます。
街の外壁塗装やさんでは、錆止めから塗装・補修まで一貫対応しております。
安全で美しい鉄骨階段を維持するために、ぜひご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年10月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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