外壁からの雨漏りで下地が腐る原因とは?
練馬区関町南のお住まいで、外壁からの雨漏りによって内部の木材が腐食してしまっている現場の調査・修繕を行いました。
一見、室内のシミや壁紙の剥がれなど「軽い劣化」に見えても、外壁の裏側では想像以上に深刻な腐食が進行していることがあります。
外壁からの雨漏りは、モルタル外壁のひび割れやシーリングの劣化、サッシ周りの隙間などから侵入するケースが多く、放置すると構造体にまで影響を及ぼします。

モルタル外壁の解体調査で原因を特定
ディスクグラインダーを使って外壁にカッターを入れ、必要な範囲のみ慎重に切り取ります。

周囲を傷つけないよう慎重に作業を進め、雨水の侵入口を確認していきます。
撤去を進めると、内部の下地木材が著しく腐食している状態が確認できました。
モルタルの裏には通気層がないため、一度侵入した雨水が滞留しやすく、乾燥しにくいのが特徴です。
これが長年にわたって木部を腐らせる原因になります。
壁の内部は腐食と湿気でボロボロの状態
さらに、柱や間柱(まばしら)も黒ずみ、手で触ると崩れるほどの腐食が進行しています。


この状態を放置すると、シロアリの発生や構造材の強度低下にもつながるため、早急な修繕が必要です。
剥がしたモルタルの裏側にも腐食が進行

このように、外壁の表面は一見問題なく見えても、内部では腐食が静かに進行しているケースが多いのです。
特にモルタル外壁は経年劣化によるヘアクラック(細かいひび)からも雨水が侵入するため、
定期的な点検とメンテナンスがとても重要です。
外壁からの雨漏りを防ぐためのメンテナンス方法
外壁からの雨漏りは、早期発見と定期的な点検で防ぐことが可能です。
練馬区関町南でも、以下のような対策をおすすめしています。
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・クラック(ひび割れ)の補修と防水塗装の定期実施
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・サッシまわりや配管の取り合い部分のシーリング打ち替え
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・外壁の劣化診断を3〜5年ごとに実施
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・雨漏りのサイン(シミ・カビ・剥がれ)を見逃さない
また、赤外線サーモグラフィーカメラを用いた非破壊調査によって、
壁を壊さずに雨漏り箇所を特定することも可能です。
弊社「街の外壁塗装やさん」でも、必要最小限の解体で正確な原因を把握し、費用を抑えた修繕工事を行っています。
まとめ|見えない外壁内部の腐食に注意!
外壁からの雨漏りは、内部の木材腐食・断熱材の劣化・シロアリ被害など、
建物全体の耐久性を大きく損なう危険があります。
練馬区関町南の現場では、外壁のわずかなひびから侵入した雨水が長年にわたり内部を腐食させていました。
「室内のシミやカビが出てきた」時点で、すでに内部では被害が進行している可能性が高いため、
早めの点検・修繕が建物を守る最大のポイントです。
街の外壁塗装やさんでは、外壁からの雨漏り調査・補修・再発防止のための防水塗装までトータルで対応しております。
外壁に違和感を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年10月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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