トップコートの剥がれや色あせを長期間放置してしまうと、雨漏りの原因にもつながるため、早めの点検とメンテナンスが大切です。
今回は、足立区のお住まいで実施したトップコートの塗り替え工事を、写真とともにわかりやすくご紹介します。
ベランダ防水トップコートの劣化サイン

ベランダの点検では、まず表面の状態を丁寧に確認します。
今回の足立区のお住まいでも、表面のざらつき、色あせ、汚れの蓄積が目立っていました。
さらに、壁との境目である立ち上がり部分にも劣化が見られ、紫外線による退色や摩耗が進んでいました。
これらはトップコートの保護力が低下しているサインで、放置すると防水層自体の劣化(ひび割れ・膨れ)へつながる恐れがあります。
ベランダ防水には、FRP防水、ウレタン防水、シート防水などさまざまな種類がありますが、どの防水でも表面を保護するトップコートは定期的な塗り替えが必要です。
特にトップコートは耐久年数が5~7年程度のため、劣化が見えてきたら早めのメンテナンスが安全です。
施工の流れ①|下地処理・高圧洗浄

トップコート塗り替え工事で最初に行うのが「高圧洗浄」です。
表面に付着した砂ぼこりやコケ、古い塗膜の汚れをしっかり落としていきます。
この工程が甘いと、新しいトップコートの密着性が低下し、早期の剥がれにつながってしまいます。
汚れを完全に除去することで、後の工程で塗料がしっかりと付き、長持ちする防水仕上げにつながります。
高圧洗浄後は、しっかりと乾燥させることも大切です。
乾燥不足のまま施工すると、内部に水分が残り、防水層の寿命を縮めてしまうためプロは慎重に工程を進めます。
施工の流れ②|プライマー塗布とその役割

高圧洗浄と乾燥が完了したら、次に行うのがプライマー塗布です。
プライマーとは「下塗り材」のことで、仕上げのトップコートをしっかり密着させる大切な役割があります。
今回もローラーを使い、細部まで均一になるよう丁寧に塗り込みました。
プライマーは防水層とトップコートを“接着”させるためのノリのようなもの。
密着性を高めることで、トップコートが数年後までしっかり機能するようになります。
立ち上がり部分や端部など、塗り残しが起きやすい箇所も丁寧に作業し、防水層全体が均一に保護されるよう仕上げます。
グレーの艶ありトップコートを使用して施工

今回の施工では、グレーの艶あり仕上げのトップコートを採用しました。
グレーは汚れが目立ちにくく、ベランダ全体が落ち着いた印象に仕上がる人気色です。
使用したのは、耐候性の高いメーカー品で、紫外線に強く、屋外環境に長期間耐えることができます。
トップコートは見た目の印象を変えるだけでなく、防水層そのものを守るバリアの役割を果たします。
艶ありタイプは光沢があり、施工後は新品のような仕上がりになります。
また、艶のある表面は汚れが付きにくく、メンテナンス性にも優れています。
トップコート塗り替え完了|美しく防水性も回復

施工後のベランダは、表面のムラやざらつきもなく、滑らかで美しい仕上がりになりました。
防水トップコートが均一に塗布され、防水層をしっかり保護している状態です。
見た目が綺麗になるだけでなく、雨水や紫外線に対する耐久性も回復し、安心して生活できるベランダになりました。
定期的なトップコート塗り替えは、ベランダ防水を長持ちさせる最も効果的なメンテナンス方法です。
足立区でベランダやバルコニーの劣化が気になる方は、早めの点検をおすすめします。
わたしたち街の外壁塗装やさんでは、点検からご相談、施工まで一貫して対応しております。
防水層のトップコートの劣化が気になる方は、お気軽にお問い合わせください(‘◇’)ゞ
記事内に記載されている金額は2025年11月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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