■はじめに:雨漏り防止に重要な「通気緩衝工法」
ベランダやバルコニーは雨漏りが発生しやすい場所です。
特に築10年以上経過すると、防水層の劣化により雨水が建物内部へ浸入するリスクが高まります。
そのため、適切な防水工事が欠かせません。
今回は、街の外壁塗装やさんが杉並区久我山にて行った、ウレタン防水通気緩衝工法の施工事例をご紹介します。
通気緩衝工法は、既存の下地に湿気が残っている可能性がある場合に特に有効で、長持ちし、雨漏りに強い防水層を作れる工法として広く採用されています。
■通気緩衝工法とは?
通気緩衝工法とは、下地に「通気緩衝シート」を敷き、湿気を逃がしながらウレタン防水を施工する方法のことです。
一般的なウレタン密着工法とは違い、下地と防水層の間に空間をつくることが大きな特徴です。
●通気緩衝工法のメリット
1つ目は 湿気を逃がせる ことです。
既存下地に残った湿気が原因で膨れが起こるのを防ぎ、仕上がりも綺麗に保てます。
2つ目は 防水層が長持ちする という点。
下地の動きに強く、ひび割れや剥がれにくい丈夫な防水層を形成できます。
3つ目は 既存の防水層撤去が不要なケースが多い ため、コストを抑えられる点です。
■外壁塗装完了後に防水工事開始

■脱気筒の設置

これは、防水層内の湿気を外へ逃がすための装置で、内部の湿気が外に排出されることで、膨れや剥離を防ぎます。
脱気筒はベランダ床勾配の高い場所に設置され、機能的かつ美観にも配慮されています。
■通気緩衝シートを全面に敷設

このシートが下地の動きを吸収し、湿気を逃がす役割を果たします。
見ての通り、床一面に格子状のシートが敷かれています。
コーナーまで丁寧に貼り込み、密着しすぎない構造を作ります。
■ウレタン防水1層目の塗布

まずは1層目(ベース層)の施工です。
鮮やかなブルーが広がり、防水層が形成されていくのが分かります。
ここからしっかりと乾燥させることで、耐久性の高い層が出来上がります。
■ウレタン防水層の完成

今回の現場でも、丁寧に塗り重ねて耐久性の高い防水面を作りました。
表面は滑らかで光沢があり、しっかりとした防水層が完成しています。
通気緩衝工法のメリットである「膨れ防止」や「長持ち性能」も確保されています。
■通気緩衝工法が向いているケース
以下のような状態のベランダ・バルコニーでは特におすすめです。
●既存防水層に膨れがある
●下地に湿気が残っている可能性がある
●築10年以上の住宅
●雨漏り跡がある
●下地の傷みが心配
通気緩衝工法は、構造上の動きにも強く、どのような住まいにも導入しやすい工法です。
■まとめ:杉並区久我山の防水工事はお任せください
今回は、杉並区久我山で行ったウレタン防水通気緩衝工法の施工事例をご紹介しました。
通気緩衝工法は、「湿気を逃がす」「膨れにくい」「長持ちする」 といったメリットが多く、ベランダ防水をお考えの方には非常におすすめの工法です。
街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装はもちろん、ベランダ防水や屋根工事にも専門職人が対応いたします。
防水工事をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年11月22日時点での費用となります。
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