江戸川区のお客様は屋根からでは無い、雨漏りでお悩みでした。屋根からでないのがなぜわかったのかと言うと、もちろん小屋裏まで確認をしているからです。
お客様の家は木造モルタル外壁の三階建てで、過去にはサッシの交換を何カ所かされたことがあるそうでした。ただし、これもお客様が住まわれる前の事で詳しい事はお客様もご存じないようでした。
外壁にはクラックも多く発生しているため、防水性の高い高弾性の塗料での塗装をお奨めして、今回のエラストコートを使用しての塗装工事を行うことになりました。
エラストコートとは?

今回使用する「エラストコート」は非常に高い弾性性能を持っています。その為もあって、0.2mm以下のヘアークラックはそのままカバーすることが出来ます。もちろん塗料として多くのお客様がご希望される「高対候」「高耐久」であることは言うまでもありません。今回のようなモルタル系外壁の塗装にはベストマッチとも言えるものです。
下地の様子は?


外壁の様子は吹付の具合が、各面によって異なっています。これはサッシを交換した工事に起因していると思われます。いずれにせよ、塗料を非常に多く使用するタイプの外壁です。深いクラックはVカットを行い、内部確認と補修を行って下処理工事を進めます。
下処理には高耐久のシール材を


通常、モルタル仕上げの外壁にシーリング材を使用する場所は、ほぼ無いのですが、今回はサッシ廻りからの雨漏りの可能性もあるため、サッシ廻りへはシーリング材をシッカリと充填させる工事も行いました。弊社の標準シーリング材はオートンイクシードです。外壁塗料の高耐久性に負けない高耐久なシーリング材を使用しています。ペール缶で1缶はカートリッジ10本分に相当します。
下塗りを厳重におこなってから


エラストコートは、下地がモルタル系の場合は下塗りなしでも塗装が出来るのですが、吹付面が粗い事と、各面に無数にあるヘアークラックへの対策として、下塗りにパーフェクトフィラーを塗装してから中塗り以降を実施していきます。
外壁の表面が粗い為、下塗り材も一斗缶で5本、中毛のローラーもかなり使用することとなりました。
エラストコートは通常1缶あたり100㎡ほど塗れる計算なのですが、通常よりもかなり量を必要としそうです。基本的に無希釈で使用していきます。
記事内に記載されている金額は2017年12月05日時点での費用となります。
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