本日は三鷹市中原にて、外壁の汚れとひび割れが気になるので直して塗装をお願いしたい、というご相談をいただき、調査にお伺いました。
お客様のお住まいは今年で築24年目、外壁メンテナンスは今回が初めてとの事です。お客様にお伺いするにあたり、私達街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス感染症対策を行っており、感染リスクを少しでも下げるためマスク着用でお伺いさせていただいております。本日はこの外壁調査の模様をお伝え致します。
築24年目のモルタル外壁にはクラックが多数発生
お客様の外壁はモルタル外壁になります。70年代から90年代ごろまで一般住宅で非常に良く使われた外壁です。洋風にも和風にも合う外壁スタイルで70年代当初はモダンな外壁として流行しました。モルタルは、水とセメントと砂を混ぜ合わせた外壁素材です。意匠性が高く味わい深い外観が魅力的ですが、防水性能や撥水性がほとんどありませんので、それを塗装により補います。防水を塗装頼みになっていますので、その肝心の塗装が劣化してしまうと、雨水などを吸収しやすくなってしまい、ひび割れが発生しやすくなってしまったり、カビや藻、苔などが発生しやすくなってしまいます。
お客様の外壁もやはり塗膜の劣化によるひび割れが発生しており、カビや藻なども繁殖して緑色に変色してしまっている個所がありました。ひび割れ幅が0.3mm以下の微細なクラックであれば、高弾性塗料などを塗布してカバーすることも可能ですが、一目でわかるほどの大きなクラックになりますと補修工事が必要となります。
外壁のひび割れは、発生してしまったからといってすぐに雨漏りするわけではありませんが、長期間放置いたしますとそこから雨水が侵入してきて下地材や構造材を傷めてしまう事になりかねません。
チョーキング現象も出ています
続いて塗膜の状態を見てみます。直接外壁を触って状態を確かめます。指先が少し白くなりました。劣化した塗膜が粉化して指先に付着したのですが、これは一般的にチョーキング現象と言われ、塗膜が劣化した時に起きる現象です。これが現れると塗膜が劣化した証ですので、次の塗装工事のサインとも言えます。お客様の外壁は特に日の当たりにくい北側外壁を見てみますと、表面が汚れたように黒ずんでいます。これは塗膜が劣化して付着、繁殖したカビによるものです。塗膜の劣化により防水性を失い、カビが繁殖してしまったのです。カビや苔の繁殖は高圧洗浄で洗いあがすことができます。
お客様には点検写真をご覧いただきながら、現在の状況をご説明いたしました。
ご提案いたしました工事としましては、外壁のひび割れの補修作業と塗装工事をご提案いたしました。ひび割れの補修はひびわれをV字カットをして内側にコーキング処理を行う工事です。塗料に関しましては、ひび割れに最適な超高弾性塗料のエラストコートをおすすめいたしました。私達街の外壁塗装やさんでは、末永くお住まいを維持するためにも定期的な点検をおすすめしております。
記事内に記載されている金額は2020年04月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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