「最近屋根の劣化が気になってきてるので塗装工事を検討している」というご相談をいただきましたのは、杉並区高円寺南にお住まいのお客様です。今年で築18年目を迎えるとのことですが、今までこれといったメンテナンスはしてこなかったとのことで、今回が初めてのメンテナンスとのことでした。今後雨漏りの心配があるのか、どのような状態にあるのか、一度見てほしいとのことでした。
築18年目のスレート屋根は苔が広範囲に繁殖
それでは調査に入ります。ただいま新型コロナウイルスの影響で大変な時期ですが、私達街の外壁塗装やさんでも、新型コロナウイルス対策としてマスクの着用、オンラインの活用などで不要な接触を控えるなどして、感染予防に努めています。
お客様の屋根は化粧スレートを使用しています。築18年で今までメンテナンスを行ってこなかったとの事ですので、やはりスレートの表面に塗られた塗膜が完全に劣化していて、広範囲にわたり汚れやカビ、苔などが付着している状態です。化粧スレートそのものは防水性をもっておらず、塗装によって防水性を補っています。ですので、だいたい塗膜が劣化する7年から10年前後で塗装メンテナンスを行う必要が出てきます。お客様の場合はすでに18年経過していますので、防水機能を失って10年近く経過していることになり、カビや苔の繁殖につながってしまったようです。
破風板の塗膜も劣化してきています
他に気になる点といえば破風板が傷んできているのが気になります。塗られた塗料の塗膜が劣化して剥離してきていますが、素材がむき出しのままで数年が経過している状態で、破風板自体も傷み始めています。こちらは素材が木材ですので早期に塗装し直さないと腐食していき破風板自体を交換することになり補修も高額になってしまいます。
お客様には点検の時に撮影した写真をご覧いただきながら屋根の状況をご説明いたしました。
化粧スレート屋根に関しては、高圧洗浄とファインパーフェクトベストによる塗装工事をご提案いたしました。破風板に関しては一部の補修と塗装工事をご提案させていただきました。補修により維持費が嵩むことのないよう、私達街の屋根やさんでは、定期的なメンテナンスをおすすめいたします。
記事内に記載されている金額は2020年04月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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