本日は練馬区石神井台にお住まいのお客様より、屋根メンテナンスのご依頼を承りました。お客様のお住まいは今年で築24年目とのことですが、今まで屋根のメンテナンスに関しては3年ほど前に強風で棟板金が外れた際補修したのみで、塗装メンテナンスはまだ一度も行っていないとの事でした。他にも屋根の状態が悪いようでしたらこの機会に直したい、との事です。まだまだ新型コロナウイルス影響がありますので、私達街の外壁塗装やさんでは、マスク着用やソーシャルディスタンス順守などしっかりとした対策をとってお伺いします。
広範囲に苔が繁殖
それでは実際に屋根に上って調査します。お客様の屋根は化粧スレートを採用されています。やはり築24年でまだ塗装されていないとの事ですので、かなり劣化しています。化粧スレートは主にセメントをベースとして繊維を混ぜて加工された屋根材ですので、火には強い反面、防水性がなく雨には弱い面を持ちます。ですので、防水性を補うために塗装を施すのですが、その塗膜が経年劣化ですっかり劣化し防水性を失ってしまっています。
防水性を失ってしまったせいで屋根全体が苔で覆われて茶色く変色して見えます。苔が繁殖するようになると、苔自体が水分を含んで乾きにくい状態になり塗膜ばかりかスレート自体をどんどんと劣化させてしまい、亀裂が入ったり反りなどの変形などが起きて、雨漏りの原因になってしまいます。この機会に高圧洗浄できれいに苔を洗い流し、塗装を行ったほうがいいでしょう。
3年前に交換した棟板金は良好な状態
棟板金の状態は、さすがにまだ全交換を行ってから3年程しか経過していませんので、錆などもなく、釘の浮きも見受けられませんでした。棟板金も下地の貫板の寿命もありますので、強風などで外れなかったとしても、10年前後でメンテナンスを行ったほうがいいでしょう。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、屋根の状況をご説明いたしました。今回は化粧スレートの塗装工事をご提案いたしました。おすすめする塗料としては遮熱性バツグンのサーモアイSiをおすすめいたしました。
記事内に記載されている金額は2020年06月23日時点での費用となります。
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