愛知県あま市にてシーリングの打ち替えと増し打ちを行いました。
打ち替えとは、既設のシーリングを撤去してから新しくシーリングを施工する工法です。増し打ちは、既設のシーリングを撤去をおこなわずに上からシーリングを施工する工法です。使い分けとしては、サイディングの板と板の間は打ち替えでおこない、他は増し打ちで施工することが多いです。全箇所打ち替えで施工するときもありますが費用も高くなります。
今回は、サイディング板間の打ち替え、他は増し打ちによる施工で行いました。
前回でシーリングを撤去したので、今回はプライマーからの施工方法です。
シーリングには種類がたくさんあり、それぞれ専用のプライマーがあります。今回はコニシ株式会社の変性シリコンのノンブリードタイプを使用しました。このシーリングの特徴は、指触乾燥が早いため塗装が通常より早くできる特徴があります。
いつも使用するウレタンノンブリードのイクシードだと、塗装するまでに冬だと4~5日の乾燥期間が必要になってくるために、冬の間はこちらの変性シリコンノンブリードを使用します。
シーリングを打ち込んでいくのも、プライマーを塗布してから30分ぐらいのオープンタイムという乾燥期間を取ることによって、シーリングとの密着を高めますが、乾燥期間を開けすぎるとシーリングとの密着が悪くなり耐候性を維持できなくなります。
シーリングの施工としては、1日でシーリングの撤去からシーリングの打ちこみ、マスキングテープの撤去まで行う必要があります。
最後にマスキングテープを剥がして完成です。
この時にシーリングの抑えが悪かったり、マスキングテープの張り方が悪かったりするとシーリング仕上がりが悪くなります。仕上がりが悪いと、塗装だけではごまかすことができないために職人ンも腕にかかってきます。
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記事内に記載されている金額は2023年02月07日時点での費用となります。
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