

こんにちは。茨城県笠間市の現場から、外壁塗装の作業レポートをお届けします。今日は中塗り作業の2日目でした。
本来なら昨日で中塗り作業を終える予定でしたが、私たちの現場では塗料をしっかり厚く塗る「ボテ塗り」施工を行っているため、どうしても通常より時間がかかります。特に今回使用している単層弾性塗料のセラミクリーンは、粘度(ねばりけ)が高く、通常のトップコートよりも塗るのに手間と時間が必要なんです。
単層弾性塗料とは?
今回使用している単層弾性塗料は、塗膜に弾力があり、外壁の細かなひび割れを覆い隠し、防水性も高い塗料です。モルタルやALG等のクラックが入りやすい下地のリシンやスタッコといった凹凸のある外壁仕上げにもよく使われます。
特にこの塗料は粘度が高く、ドロっとした質感なので、通常の塗料と比べて厚みをつけやすい反面、ローラーや刷毛の動きも重くなるため、作業時間は多めに確保する必要があります。


気温が高い日の現場作業
ここのところ気温が高く、職人たちも少しバテ気味。それでも丁寧な厚塗り施工を徹底するため、休憩を取りながら進めました。塗装工事は気温が高いと塗料の乾きも早くなるため、特に厚塗りの現場では塗りムラや乾燥ムラを防ぐために塗り継ぎ部分の処理にも注意が必要です。


台風接近に備え、足場のメッシュシートを対策
そして今日もう一つ大事な作業が。
天気予報によると明日台風が接近するとのこと。そこで、足場のメッシュシートを一部たたむ作業も行いました。
足場の周囲に張られているメッシュシートは、風の抵抗を受けやすいため、強風が吹くと足場が揺れたり、最悪倒壊の危険もあります。今回はまだ中塗り途中ですが、台風対策として風が抜けるようメッシュシートをたたんで安全を確保しました。これも職人の現場判断と経験が生きるところです。


次回は仕上げの上塗り予定
明日以降台風がどうなるかですが、天候が落ち着けば今度は上塗り作業を行う予定です。今回の外壁はリシン仕上げなので、中塗りの乾燥も早く、翌日には上塗りに進めるのが特徴です。(スタッコ仕上げなら中塗り後1日空けるのが基本)
もし台風の影響が強ければ、安全を最優先し、足場の点検と再度シートの確認や現場の養生を行ってから作業再開となります。
記事内に記載されている金額は2025年06月24日時点での費用となります。
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