

住宅の外壁塗装工事では、美観の回復だけでなく、建物を雨風や紫外線から守るための大切な役割があります。しかし実際には「塗膜がすぐ剥がれた」「施工内容が契約と違う」「仕上がりにムラがある」などのトラブルが発生することも少なくありません。こうした問題の多くは塗料選びと施工管理の不備が原因です。今回は当社の施工管理体制や塗料選びのこだわりについてご紹介します。


トラブルの多い原因と注意点
よくある塗装工事のトラブルの一つに下地処理の不備があります。高圧洗浄も「ただ水をかけるだけ」と「適切な圧力と方法で古い汚れや脆弱な塗膜を除去する作業」では大きく違います。適切な洗浄が行われていないと、どんな高性能な塗料を塗っても密着不良を起こし、短期間で剥がれてしまうこともあります。
また、下地の素材や状態に合わない塗料選びもトラブルの原因です。特に知識不足のまま、手軽さや安さを優先した塗料選定を行うと、塗膜の耐久性が落ち、劣化が早まります。
さらに工程間の乾燥不足も非常に多い問題です。塗料には適切な乾燥時間があり、それを守らずに次の塗装を行うと、塗膜内部に水分や溶剤が残り、膨れや剥がれの原因になります。


街の外壁塗装やさん水戸店の塗料選びと管理体制
当社ではエスケー化研のクリンマイルドシリコンを主力塗料として採用し、さらに最近では**エスケープレミアム無機マイルド(2液無機)**も積極的に使用しています。この塗料は破風や雨樋、雨戸などにも使える高耐久塗料で、仕上がりも美しく、長持ちするのが特長です。
以前はスーパーセランソフィアも良く使っていましたがメーカーのダイフレックスの買収などを経て、現在は使用を控えています。信頼できるメーカーの安定した製品のみを使用し、塗料ごとに最適な使用条件と管理方法を徹底しています。
当社では職長は塗装技能士資格を持つベテラン職人が担当。塗料の使用量や調合、工程管理をすべて職長が責任を持って行い、万全の施工管理体制を敷いています。
油性塗料はどうしても塗装中の臭い の問題があります。
そんな時には水性のシリコンや無機塗料も提案しています。


職人への徹底指導と塗料管理
当社では2液型塗料は主剤と硬化剤を正確に秤量し、現場ごとに管理しています。外注業者で工事をする会社では管理の難しさから1液型塗料が使われることも多いようですが、当社では自社施工の強みを活かし、必ず正しい比率で調合を行い、適切な乾燥時間を守って丁寧に塗装を進めています。
また、2回塗りの工程で塗料が残った場合は、南・西・東・北の順で3回目の塗装を行い、既定の使用塗料を使い切りつつ、耐久性もアップさせる工夫をしています。
お客様の不安と質問への対応
「何回塗るの?」という質問はとても多くいただきます。当社では下塗り(プライマー)は基本1回、着色は最低2回を原則とし、お客様にも必ずその工程をご説明します。
さらに、工事中にお客様から質問や不安があれば必ず解決するまで次の工程には進まないというルールを徹底しており、実際に工事中のクレームや疑問がほとんど起こらないのも自慢のひとつです。


外壁塗装は塗料選びと施工管理がとても重要です。適切な塗料を使い、正しい施工手順を守ることで、トラブルを未然に防ぎ、美しく長持ちする塗装が実現します。
街の外壁塗装やさん水戸店では、資格を持つ職長による徹底した現場管理と、信頼できる高性能塗料の正しい使い方を徹底し、お客様に安心いただける塗装工事を提供しています。外壁塗装をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年06月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。