

笠間市で進行中の外壁塗装、いよいよ上塗り工程へ!
本日は、笠間市内で施工中の現場にて、外壁塗装の上塗り2日目を行いました。今回の工事は、屋上の防水工事も同時進行しており、建物全体のメンテナンスを一括で行う内容です。
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3工程が一般的。下地の保護と仕上がりの美しさ、塗膜の耐久性を確保するためには欠かせない作業です。特に上塗りは、最終の仕上げとして建物の印象を左右する重要な工程です。


塗料の色は乾くと濃くなる?
ご存じない方も多いのですが、塗料は塗ってすぐの状態と、乾燥した後では色味に差が出ます。
塗りたては少し薄く、乾燥すると発色が良くなり濃くなる特性があります。これは塗料の成分中に含まれる水分や溶剤が蒸発することで、顔料(色の素)が表面に定着しやすくなるためです。
布は濡れると色が濃くなりますが塗料は乾きと色が濃くなります。
今回は1回目の着色は少し白くして塗装。2回目の着色の時に生ネタ(乾いていない塗料)と色がほとんど変わらず、どこまで塗ったのか分かりづらい状況に。こうなると塗り残しや塗りムラのリスクも高くなるため、より慎重な施工が求められます。
生ネタと乾いた塗膜の見分けに苦労
今回は塗料の乾燥による色の変化を考慮しながらも、生ネタとの色の差が少なく塗りづらさを感じる場面もありました。
こうした状況では、**ボテ塗り(しっかり厚みをつける塗り方)**を意識し、ムラが出ないよう丁寧に塗装です。。ボテ塗りとは、塗料をしっかり乗せて塗膜の厚みを均一に保つ方法。塗布量の確保と仕上がりの美しさ、耐久性の3点を兼ね備えた施工が可能です。


乾燥後のチェックと補修も欠かせません
塗装は塗って終わりではありません。乾燥後に仕上がり確認を行い、万が一**塗れていない部分(塗り残し)**が見つかれば、必ず補修を行います。今回も数か所、塗膜の薄い部分が確認できたため、丁寧に補修塗りを実施しました。
屋上防水のトップコート塗装も同時進行
外壁の塗装と並行し、屋上防水のトップコート塗装も進行中です。トップコートは、防水層の上に塗る仕上げ塗料のこと。紫外線や風雨による劣化を防ぐため、防水層の保護には欠かせません。防水層の耐久性を維持するためにも、定期的なトップコートの塗り替えがおすすめです。


いよいよ工事も終盤へ
外壁と屋上の塗装が完了し、養生の撤去も行いました。あとは階段とタラップと正面の柱の塗装と、最終チェック、足場解体を残すのみ。お引渡しに向けて、最後まで妥協のない作業を心がけています。
塗装工事では、塗料の乾燥による色の変化や塗りムラの防止など、現場ならではの細かな配慮が求められます。今回も現場で発生した課題をその都度職人同士で共有し、ベストな方法を選びながら進めてきました。
これから外壁塗装をご検討の方は、ぜひこうした現場のリアルな声も参考にしてみてくださいね。
気になることがあれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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